初心者向け家計簿項目一覧まとめ 家計簿の書き方の基本をFPが解説
家計簿の費目の基礎を抑えましょう
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。
家計簿の費目は家計簿初心者さんの躓きどころですね。
そこで、家計簿の費目に関して、このページに集約してみました。
家計簿の費目設計のヒントにお役立てください。
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●こんな家計簿はヤバイ!
目 次
食費
まずは関心の高い食費から見ていきましょう。
食費をどこまで細かく分けるのか?ここをしっかりと決めておくといいですね。
分けようと思えばいくらでも細かく分けられます。
しかし、細かく分けるその理由は何でしょうか?
費目分けの目安は次の通りです。
わが家が把握したい、管理したい支出。
特に把握したいとか、管理する必要がない支出まで細かく分ける必要はありません。
例えば、主食であるお米代は高額になる傾向があるので別途集計しておきたいとか、お弁当材料分は通常の食費とは別に把握したいなど、わが家独自の理由で分けるといいでしょう。
詳しくは、下記ページで食費について費目をご紹介しています。
お酒代
食費の独立項目としてお酒を飲まれるご家庭におすすめな費目がお酒代です。
どうしてもセーブしにくいのがし好品です。
そんなにお酒をのんでないよ。
そう思いつつも、意外と家計を圧迫するほどの金額になっているケースは少なくありません。
特にご夫婦で飲まれるご家庭は、聖域となりがちな支出です。
そこで、食費とは別に集計することでお酒にかかるお金を把握すると、大変有益なフィードバックとなることでしょう。
お酒代に関しての設計はこちらをご参考にされてください。
日用品費
食費の次は日用品費を見ていきましょう。
家計簿に書く支出として、食費の次に金額が大きくなる項目です。
当講座では日用品費という費目名を使用しています。
市販の家計簿によっては日用品費という費目名以外の名称を使用しているケースもあります。
この日用品費にはどのような支出が集約されるのでしょうか。
当講座では、トイレットペーパーやシャンプーリンスなど日常の生活消耗品を日用品費としています。
下記ページで詳細はご確認ください。
ドラッグストアで買った食品と日用品は家計簿にどう書く?
食費と日用品費の費目分けを見たところで、実生活上において問題になる部分を確認しておきましょう。
スーパーやドラッグストアなどで、食品も日用品も一緒に扱うお店が多く存在します。
買物するときに便利な反面、いざ家計簿に書こうとするとお悩みを抱えることにもなりますね。
そのお悩みは次の通りです。
レシートに食費と日用品が混在しているけど、どうする?
下記ページにて、いたって簡単な解決方法をお伝えしています。
お悩みの人はご利用ください。
家計簿の費目に日用品費をおすすめする理由
さて、少し話を戻します。
家計簿の費目一覧:日用品費など食費以外の項目は目を通してもらえましたでしょうか。
市販の家計簿で日用品費という費目名が使われていないケースをご紹介しました。
しかし、日用品費という費目は大変に便利な費目です。
生活消耗品をなんでもかんでもポイポイ入れてしまえるからです。
生活において、日常的に購入する商品は食費と生活消耗品です。
これら以外は、支出の頻度も金額も小さいでしょうからその他という費目にしてしまうとすっきりと管理ができます。
家計簿の費目に衣服費の設定がおすすめ
日用品費を設定したとして、その中に衣服費が含まれていませんか?
もし、含めていたら別途費目立てをしておくことをおすすめします。
衣服費を毎月の家計から捻出できる余裕度のある家計でしたら話は別です。
しかし、家計が圧迫されると感じている人は家計簿の費目として別立てしておくといいでしょう。
衣服費として独立して管理することによって、特別費の管理が楽になります。
衣服費の設定は下記のページを参考にしてください。
特別費の管理に関してはもう少し先でお伝えしますね。
家計簿の費目に娯楽・レジャー費の設定がおすすめ
娯楽・レジャー費はさすがに日用品費に含めないとは思います。
食費、日用品費とその他にやりくりする支出を分けるのであれば、その他に分類される支出ですね。
このレジャー費も衣服費と同様、毎月の家計で賄うと家計が圧迫されがちです。
そのため、独立科目として生活費としっかり分けて管理する必要があります。
娯楽・レジャーにお金を使いすぎて、食費を節約しなければならず大変だと感じている人は下記ページを参考にしてみてください。
家計簿に特別費をつくって管理する
家計簿に独立科目として、衣服費、レジャー費をつくることをおすすめしました。
その大きな理由は実は、特別費の管理にあります。
特別費を制すれば、家計は楽に運営することができます。
特に、特別費に関しては勘違いをされているケースがほとんどです。
この勘違いをしている状態では貯金家計にはなりにくいばかりか、家計の実態の判断を誤ってしまいます。
そのため、いつまで経っても家計は楽にならないということになりかねないのです。
下記ページをぜひ参考にして楽になる家計を設計してみてください。
家計簿の費目まとめ
ここまで家計簿の費目設定に関してみてきました。
こう言っては身もふたもなくなりますが、費目はわが家が管理したい、もしくは管理しやすいように設計すればOKです。
決まりはありませんから、慣れてきたら自由にアレンジしてわが家流の家計簿を作っていかれるといいでしょう。
また、家計簿の書き方に迷うようであれば、講座で学ぶのもオススメです。
下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。
家計簿のお悩みを解消して貯め家計を作りたいとお考えなら、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)