使途不明金の家計簿への書き方をFPがすっきり解説

使途不明金の家計簿へのつけ方

家計簿歴38年、また、1級ファイナンシャル・プランナー歴は12年になりました。

家計簿インストラクター、かつ、家計簿FP(ファイナンシャル・プランナー)おおきです。

家計簿の基本が学べます!
家計簿が苦手な人やお金が貯まらない人向け
すぐに役立つ家計簿・家計管理の基礎知識
家計簿は習う時代です。
家計簿を学ぶ基本講座

 

今回は家計簿生活を楽にする

家計簿の書き方

使途不明金の処理の仕方と、お出かけざっくり管理

についてお伝えしていきます。

 

 

YouTube動画配信しています

動画はこちらからどうぞ
家計簿と現金が合わない時の家計簿の書き方

公式lineはこちらからどうぞ。

家計管理がんばり隊/家計管理推進協会

 

 

家計簿作業のムダを減らす

家計簿をつけて、ムダを探して節約する。

貯金の敵はムダ。

なんて方でも、家計簿作業のムダに目を向ける方は少数派ですよね。

ムダな作業を削ることによって、当然ながら家計簿生活がグンと楽になります。

前回の動画で家計簿を続けるのは意外と難しいよね。

というテーマで、

普段私の対面講座で取り入れているゲームを動画内で体験していただきました。

いかがでしたか?

家計簿続けるって、言葉でいうとライト、簡単そうですけど、実際に行うとメチャクチャヘビーですよね。

なので、

家計簿作業にムダな作業があればカットしてしまう

やっても効果が薄いものは減らしてしまう。

そうすることによって、続きやすくなります。

私は家計簿マニアなので、家計簿のことばっかり考えていますけど、

ほとんどの方がそうじゃないですよね。

親や親せき、兄弟、ご家庭、仕事、健康、趣味や休日の過ごし方、着る洋服や部屋の片づけ

今日のご飯のメニュー

色んな事を考えなければならなくて忙しいのに、

お金に関してばかり時間を使うわけにいかないじゃないですか。

しかし、わが家の深堀して家計設計するために一定の考える時間は必要
なので、

家計簿という事務作業は、つけるその目的を達成させつつ

いかにやることを減らして負担を減らすか。

だと思うんですよ。

家計簿の書き方、項目、種類など成功する家計簿のお悩みを一挙解決します

今回の動画を最後までご視聴いただいて、
続けやすくする仕組みの一つ、使途不明金の取り扱いについて

そうかもなと思われた方は家計にとり入れてみてください。

特に真面目な方、こういうちょっとした部分で苦しまれていたりするので、

私真面目だわ。と思われる方。

必ず最後まで見ていってください。

ちなみに、前回のゲーム体験

まだされていない方は、概要欄にリンク貼っておきますので、ぜひ体験してみてください。

なかなかこういう体験する機会って日常にないかと思います。

今後の家計簿生活だけでなく、日常のあらゆる場面でも役に立ちます。

ムダを定義する

さて、冒頭でお伝えしましたように家計簿生活を楽にするポイントは、ムダな作業を減らすことです。

というと、

うん、うん。そうだよね。

とうなずかれると思うんですね。
しかし、

こういう耳障のいいフレーズって、具体的に何するの?が分からないんですよね。

そこで、今回ムダ作業減らしで具体的に見ていくのが使途不明金。

それとお出かけした時などのざっくり管理です。

まず、誤解のないように

ムダ。

この言葉の定義を明確にしておきましょう。

言葉は人それぞれ受け取り方が異なりますからね。

このチャンネルでは一貫して、家計支出のムダは人それぞれとお伝えをしています。

一般的には、コンビニや自販機、お惣菜、カフェ代などがやり玉に挙げられますけど、

それを追及していくと

生命を維持するための最低限の食糧以外はムダに行き当たっちゃうんですよね。

お金を貯めるために行う正しいムダの見直し方をFPが丁寧に解説。

生活スタイルや考え方などによって、それぞれ大事にしているものが異なるので、ムダの定義もそれぞれでいいと思うんですね。

コンビニが無駄と思う人がいれば、遠くのスーパーへ行く時間よりもコンビニで都度買いの方が効率的という方もいます。
カフェ代はムダ。と思う人もいれば、毎朝仕事前にカフェで勉強したり新聞に目を通すための大事な時間と感じている方もいます。

 

一概にムダは定義できない

と私は思っています。

家計簿の目的からムダの定義

家計簿作業においても同じです。

家計簿をどのように家計管理に使いたいのかで作業は変わってきます。

このチャンネルでは、家計簿はあくまでもツール。

大事なのは家計管理の考え方、目的です。

先に必要な貯金を確保して、残りのお金は気持ちよく使う。

こんな考え方でお伝えしているので、

それを行うための家計簿作業において、必要な作業と不要な作業にわけられる。

その不要な作業をムダと定義します。

ちょっと、面倒くさいお話になってきていますので、

簡単に言えば、

俺は海賊王になる
という目標があるのに、山の草木に関して猛勉強したり、フレンチマナー学んだりするのって、一概にムダとは言えませんけど、目標達成に直結はしていませんよね。

チョットきつい言い方になるかもしれませんけど、
家計簿に慣れていない方のお悩みの多くは、

家計簿つけている目的があやふや

なので、取り組んで悩んでいること自体もピント外れだったりします。

 

よく取り上げてご紹介している

メガネ

何費に分類する?

という類ですね。

このチャンネルでお伝えしている家計設計では、やりくり費は使い切っていいお金です。

 

家計設計のお話し、動画ご視聴いただけていない方は、ぜひ再生リスト【家計管理】から見まくってみてください。
実際の家計簿の書き方は【再生リスト家計簿の書き方】に収納してあります。

家計簿の作り方も配信していますのでご活用ください。

使途不明金で処理する理由

繰り返しますけど、

このチャンネルでお伝えしている家計設計では、やりくり費は使い切っていいお金です。

ということは、乱暴ですけど、足りればいいんです。

家計簿と手許のお金が合わない

けど、足りていればいいんです。

何に使ったかわからないようなお金が1,000円あったとしたら、使途不明金でいいんです。

私たち、昨日のお昼に何を食べたかすぐに思い出せないじゃないですか。
私たちにしちゃって申し訳ないですけど。

いつ使ったかもわからない1,000円使途不明金が出てきても、それは思い出すの大変です。

何だっけ?

どこか出かけたっけ?

なんてカレンダーみたり、手帳めくったり。

あとで考えようなんて保留にすると、

時間が経てばたつほど思い出せなくなって

結局そのまま。

赤字家計脱出の超基本。貯め家計へ変わるかんたんな家計簿のつけ方

なんてことありませんでしょうか。

思い出せないけど、

家計簿と手許に現金が合わなくて、どうしようと悩んだりされる方

少なくないですよね。

家計簿拝見したときに、

毎月お金が合わないんです。

とおっしゃられる方います。

 

しかし、何に使ったのか

思い出す時間がもったいないですから、

週間家計簿シートのその他欄に使途不明金1,000円と、記入しておけばどうでしょうか。

家計簿に慣れてくれば、使途不明金にも意識が行くようになるので、

なんだかわからない支出は減ってきます。

それまでは、使途不明金と堂々と描いていいと思います。

使途不明金ではマズい場合

ただしし、金額があまりにも大きい場合

わが家のやりくり費予算に対して大きな金額だった場合

このような場合は、何に使ったか思い出したほうがいいですね。

 

仮にやりくり費10万円だとします。

普段食費が8万円、日用品やその他が2万円くらいだとして

4万円何に使ったかわからない。

これは、ちょっと、マズいですよね。

食費などに食い込んでしまう可能性がありますから。

 

真面目な方はなかなか、いい加減

良いさじ加減で適当が難しかったりしますよね。

しかし、家計を管理する上で、家計を管理する目的に影響する重要な部分と

そうでない重要度が低い部分では、熱量が違くていいんですよね。

 

会計でも、現金の過不足、帳簿と手許現金が一致しない場合でどうしても理由が分からないときは現金が多ければ雑益、なんかわからないけどお金多い

現金が少なければ雑損、なんかわからないけどお金少ない

という感じで処理します。

家計も使途不明金

これで処理しておくと、いたずらに時間を無駄にせずすむのでおススメです。

 

というと、そうか!
なんでもかんでも使途不明金でいいんだね。

レシート取っておかなくてもいいね。

なんて解釈される方が出てきたりするんですけど、それは違いますからね。

もし、ドキッとされた方は

もう一度最初からこの動画を見返してくださいね。

メモメモでは大変

また繰り返しますけど、

このチャンネルでお伝えしている家計設計では、やりくり費は使い切っていいお金です。
必要な貯金分はきちんと確保できている

この家計設計ができているから、少額であれば使途不明金で処理しても問題が生じないわけです。

 

お出かけしたときにいちいち使ったお金をメモする方もいますよね。

もちろん、家計簿をつける目的に、その行動が沿っていればそれは必要な行動ですからいいんですけど、使途不明金を恐れて行っている場合もありますよね。

あとで何に使ったか忘れちゃうからと。

使った金額をメモしたあと、家に帰って仕分け作業を行う方もいます。

電車代は交通費、

施設入場料はレジャー費、

お昼は外食費、

お土産コーナーで買ったハンカチは衣服費

さらに、金種分けして各項目残高を合わせていたりします。

確実に貯めるための貯金の超基本をFPが解説。驚くほどやる人が少ない貯金の2ステップ

繰り返しますけど、

もちろん、家計簿をつける目的に、その行動が沿っていればそれは必要な行動ですからいいんです。

しかし、このチャンネルでは、そろそろ耳タコになってきたかと思いますが、
必要な貯金分はきちんと確保できているから

やりくり費は使い切っていいお金です。

こと細かく項目分けしなくても問題は生じないですよね。

お出かけ費でもレジャー費でも項目名は何でもいいですけど、

まとめて○○円で十分です。

その中でも特に抑えておきたい支出があれば、メモを添えておけば足りるかなと思います。

まとめ

何から何までガッツリ管理していたら疲れちゃいますよね。

しかも、目的に沿っていない行動であれば、その行動による大きなプラスの効果は期待できないので時間のムダになりかねません。

家計簿はあくまでも家計を管理するためのツールです。

目的を達成させるために利用するアイテムです。

重要なことを見極めて、重要度の低いことは労力をカットする。

メリハリをつけることによって、家計簿生活に過度な負担を強いることがなくなりますので、続きやすくなります。

貯蓄のできる人が知っているたった一つのシンプルなルール

 

最後までご視聴ありがとうございました。

家計を本気で変えたい

と思われる方は、ぜひチャンネル登録をしてご自身の家計管理にお役立てください。

また、高評価ポチも宜しくお願い致します。

家計簿を効率的に学ぶなら、下記の講座もオススメです。

 

 

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)