食費の細かい分類例とわが家の食費項目の作り方をFPが解説

食費を細かく分類したい方向けの項目細分化例

家計簿歴38年、また、1級ファイナンシャル・プランナー歴は12年になりました。

家計簿インストラクター、かつ、家計簿FP(ファイナンシャル・プランナー)おおきです。

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食費を細かく分類したい!

こんな検索意図でこのHPにたどり着く方は結構多いです。

そこで、食費の細かい分類例を統計局のデータを基に具体的に今回はご紹介します。

※下記内容はYouTubeで配信したものと同一です

 

YouTube動画配信しています

動画はこちらからどうぞ
食費の細分化を解説

公式lineはこちらからどうぞ。

家計管理がんばり隊/家計管理推進協会

 

 

食費の項目分けを細かくしたい

食費の項目分け

どこまで細分化されていますか?

今回は食費の項目分けをどこまで細かく行うと食費の管理がしやすいのかお伝えしていきます。

数年前からずっとこのHP検索ワードで多いのが、「食費細かく」です。

食費細かくの後に続くのは、おそらく分類の仕方ですよね。

食費細かく 分類したくない

若しくは

食費細かく 分類する方法

個人的には前者、細かく分類したくない。

かんたんに楽に記帳したいタイプなんですけど、おそらく検索している方が探されている情報は食費の細かい分類方法ですよね。

そこで、食費の細かい分類をご紹介しつつ、

管理のしやすい方法、

どこまで細分化するのか?の決め方

これをお伝えしていきます。

市販の家計簿比較した食費細分化はこちらの記事でどうぞ。

家計簿の費目一覧:食費はどこまで細分化する?管理しやすい分類のコツ

知る・知らないは大きな差です。

また、実際にやる・やらないは雲泥の差です。

最後までご視聴いただきまして、

ぜひ、ご自身の家計管理にお役立てください。

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ご興味のある方は概要欄チェックしてみてください。

食費の細かい分け方の例

●食費の細かい分類のご紹介
●管理のしやすい方法
●どこまで細分化するのか?の決め方

まずは、食費の細分化です。

うーん。

細かくしたいんですよね。

細かくしたいですか?

細分化。

統計局の家計調査収支項目分類一覧を参考に細分化してみました。

こちらです。

※統計局ホームページ/家計調査 収支項目分類一覧 (2020年(令和2年)1月改定) (stat.go.jp)をもとにおおきFP事務所が作成

要らない情報かと思いますけど、私、調理師免許持ってます。

今の業務に関係ないので公表してないんですけど。

この分類結構へぇ~、なるほどと思いながら興味深く見てました。

一緒に見ていきましょう。

食費

穀類 米、パン、麺類(カップラーメン等も含む)、その他(もち、小麦粉など)

魚介類 生鮮魚介類(鮮魚、貝類)、塩干魚介(塩サケ、たらこ、干しアジなど)、魚肉練製品(ちくわ、かまぼこ)、その他(鰹節、つくだ煮など)

肉類 生鮮肉、加工肉(ハム、ソーセージ)

乳卵類 牛乳、乳製品(粉ミルク、チーズ)、卵

野菜・海藻 生鮮野菜〔葉野菜(ネギ、もやし)、根菜、その他の野菜 (ピーマン、トマト、キュウリ、ナス、生シイタケ、しめじ)]

ここ迷いますね。難しいですね。

もやしは葉野菜、ピーマンとかトマトはその他。

ショウガやニンニクはどうでしょうか?

根菜でしょうかね。

乾物・海藻 (豆類、干しシイタケわかめ)、大豆加工品(豆腐、納豆、がんもどき、その他)、その他の野菜・海藻加工品(こんにゃく、梅干し、白菜漬け、昆布の佃煮)

果物 生鮮果物、果物加工品
油脂・調味料 油脂(食用油、マーガリン)、調味料(乾燥スープ、カレールウ、ふりかけ)

菓子類(アイスクリーム)

調理食品 主食的調理食品(弁当、調理パン)、その他の調理食品(ウナギのかばやき、コロッケ、冷凍食品)

穀類のパンが、食パンその他なんですけど、その他はなに?が分類されますかね?

これ、判断迷いますね。

クロワッサンは食パンのその他ですかね?

メロンパンはパンですかね?調理パン?

焼きそばパンは調理パンですよね。

ランチパックは調理パンですかね?

ピザトースト、食パンの上に具が乗っていて焼くだけの。あれは調理パンですかね。

ここ難しいですね。

飲料 茶類 コーヒー・ココア その他

酒類

外食 食事代 喫茶代 飲酒代 学校給食 賄い費

実際に食費を細かく分類する

お疲れさまでした。

かなり細かく分類してますね。

チョット大変なので、赤文字でざっくりと分類してみます。

 

たこ焼きを作る場合

小麦粉、長ネギ、タコ、ソース、だし、紅ショウガを購入したら、

小麦粉は穀類、長ネギは野菜海藻、タコは魚介類、ソースは調味料、だし。

鰹だしだったら魚介類でしょうか?それとも調味料?

紅しょうがはどこですかね?その他の野菜?

餃子作る時は

餃子の皮、豚挽き肉、キャベツ、ニラ、ラード

餃子の皮は?

どこ?

豚ひき肉は肉類、キャベツとニラは野菜海藻、ラードは油脂でしょうか。

わが家の食費分類項目一覧表の作成

このように購入のたびに、これはどの項目に分類するのか考えていると大変なので

いつも購入するような商品、一度購入したその他の商品は

ご自身で一覧表を作っておくと便利でしょうね。

うっかり、あれ?これどこだっけ?って、

購入のたびに迷ったり、別の項目に分類してしまうと困ったことになりますしね。

食費、分類、細かく

で、検索されている方、これでいかがでしょうか。

食費を細かく分ける目的はなんですか?

しかし、この分け方で家計簿をつけるとなると、かなりの負担ですよね。

よほどの小食でない限り、手間は大きいです。

ですので、ここまで細かい分類で家計簿をつけ続けられる人は少数派かなと思われます。

家計簿初心者さんや家計簿がなかなか続かない方。

いや、こりゃ大変だ!

と思われましたよね。

項目分けの基本をマスターする!家計簿記入がグンと楽になるコツ

そこで、

項目分け。

どこまで細分化するといいのか?の、わが家なりの決め方について、ここからお伝えしていきます。

統計局の調査は、家庭の支出傾向を把握することが目的ですよね。

これはその目的を達成させるための分類です。

では、ご家庭の場合に分類する目的はなんでしょうか?

分類するメリットはなんでしょうか?

そうやって書くものだと思ってたから。

というお答えは結構多いんですけど、いかがでしょうか。

もちろんですね、この国の調査にご協力されている方は別ですよ。

それ以外の方です。

食費を細かく分けるメリットは何ですか?

以前に食費の項目分けという動画を配信しています。

ご視聴いただけておりますでしょうか?

こちらで、どこまで細分化すると管理しやすいのかをすでにお伝えしていますので、あとでぜひご視聴ください。

今回はさらっとご紹介。

項目分け

先ほどお伝えした通り、何のために行うのか?

これ、人それぞれです。

例えば、私はお酒代は独立項目としています。

食費に紛れてしまうと、どれだけ飲んでいるかわからなくなってしまうからです。

まぁ、呑みすぎじゃない?の防止ですね。

食費の管理において、いったいなにを把握したいのか?

まずここを明確にすると、わが家の食費の細分化の答えが出ます。

【主食として小麦よりもお米を食べるようにしたい】というのであれば、主食を米代とパンや麺に分けてもいいでしょうし、パンや麺をまとめて米以外にしてもいいでしょうし。

何がしたいのかもわからず、達成したいゴールも不明確では、食費の項目分けを考えても答えは出ませんよね。

何のためにその項目を分けて、金額を把握する必要があるのか?

それによって、わが家にとってどんないいことがあるのか?

ここを明確にされるとおのずと答えが出てきますよね。

何のために家計簿をつけているのか?

食費の管理をするのか?

いまいちど、わが家を深堀してみてください。

家計簿にお悩みでしたら、下記のページがまとめページになっております。

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)