貯め家計を作るためのNG節約術を家計簿FPが解説

貯め家計を作るためのNG節約術

家計簿歴もうすぐ38年なります。
また、1級ファイナンシャル・プランナー歴は11年になりました。
家計簿インストラクター、かつ、家計簿FP(ファイナンシャル・プランナー)おおきです。

家計簿の基本が学べます!
家計簿が苦手な人やお金が貯まらない人向け
すぐに役立つ家計簿・家計管理の基礎知識
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今回は、来年こそは貯め家計を作っていきたい!と思われる方向けに、NG節約法をご紹介します。
その節約方法ってNGなの?と驚かれるかもしれません。

貯め家計を作っていくには思考が大事。
丁寧に解説していきますので、必ず最後まで読んでいってください。

 

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●失敗しない家計予算

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家計管理がんばり隊/家計管理推進協会

 

 

本気でお金を貯めたい方限定

今年も残すところあとわずか。

思うようにお金を貯めることができましたでしょうか。

▶満足にお金を貯めることができなかった方。
▶貯金が目減りしてしまっている方

もいるかと思います。

来年こそはお金を貯めたい。
そう思いますよね。

しかし、いまのまま来年を迎えても貯め家計に変身することは難しいですよね。

なんでそんな希望に水差すこと言うの?なんて思わないでくださいね。

現状上手くいっていないのであれば、数日後に新年を迎えたからと言って上手くいくなんてことはまずありません。
ですよね?

そんなことない!
来年はちゃんとやるし、お金貯められるから。

そう思われる方も結構いらっしゃると思うんですけど、そのような考えをお持ちの方は、もうこのサイトをここで離脱してください。

なぜなら、いままでもずっとそう思い続けてなかなか貯め家計を作れなかったわけですよね。
だから今なわけです。
しかし、変わる気がない。
受け入れる気がない。
わけですから、そのような方にとってはこのサイトはロスタイムにしかなりません。

貯まらない人と貯まる人の思考の違い。貯まらない人が注意すべきキーワードはこれ!

自分にダメ出しをしない

本気で来年こそ貯め家計を作っていきたい。
そう思われる方。

これから数回にわたって来年の家計設計を行うポイントをお伝えしていきます。
特に、考え方をお伝えしていきますので、ぜひご自身の家計管理に取り入れてみてください。

ちなみに、基本的な家計設計のテクニカル部分はすでに色々YouTube動画配信、また、このサイトの記事にて配信していますので、この見まくっていただけたらと思います。

今回から数回連続して来年の家計設計を行うポイントをお届けします。

今回はその準備として、一般的に言われている、まず家計の見直しでやってはいけないことをお伝えします。
これを行うことによって、自己肯定感がダダ下がりしてしまいます。

今度こそ貯まる人になる!お金を貯めるために捨てたい習慣7選

私たちは自分をほめるのが苦手ですけど、自分にダメだしすることは得意ですよね。
ダメ出しはお願いしてもいないのに勝手に他人が行ってきますから、さらに上乗せして自分で自分にダメだしする必要はないと私は思っています。

家計管理において、自己肯定感が下がるような行為はおすすめしません。
メンタル上げていくためにも、お金のことを考える時間を減らして、楽しいことを考える時間を増やしていきましょう。

最後まで、必ず最後までご覧ください。
貯まらない家計から脱出しましょう。

来年の家計を貯め家計に変えていきましょう!

家計の年末の見直しは何をする?

年末といえば家計の一年の締め。
一年のまとめって何を行っていますか?

これから数回にわたって年末に行う作業をご紹介していきます。
まず、いままで年末に行ってきた作業を書き出しておいていただけますと、この先の数回のお話しの内容が腹落ちするかと思います。

年末に行う基本コンセプトは今後の回でお伝えしますが、全体を通してやることをいかに減らして、効果のあることだけに絞るということです。

その一番手。

行う方が多いけど、実は最もカットをおススメめする行為からです。
家計管理の記事で、このような記載をよくみかけるかと思います。
一年間の家計簿を集計してその内容を見直しましょう。
そして、来年に活かしましょう。

耳障りの良いフレーズなんですけど、これ、具体的に何をどうしろと言ってますでしょうか。
抽象的過ぎて、よくわかりませんよね。
この記事を読んで、何をしますか?もしくは、何をされていますか?

▶内容を見直す
▶来年に活かす

さて、どうでしょう。

家計のムダ探し

この辺に関しましては今後この来年こそは貯めるシリーズで配信をしていきますので、ひとまず置いておくとして、一般的な記事でオススメされている内容の見直しはこちらになります。

ムダ探しです。

毎月の家計管理ではレシートからムダを探して節約して、また年末に家計のムダ探しを行う。どこか節約個所ないかと探す。
これ、オススメされています。
無駄を省いて貯金する。
よく聞きますよね。

無駄を省く

これも耳障りのいいフレーズなんですけど、ムダの定義をどうするか難しい問題ですよね。
どう定義するか、個々人で全く異なると思うんですよ。

何が無駄なのかわからないし、具体的にどうすればいいのかよくわからないから、家計の相談時に家計簿を出して、どこを削ればいいですか?と聞かれる方は少なくありません。

ちなみに、余談ですけど
辞書ではムダは【役にも立たない使い方をすること】とのっています。

確実に貯めるための貯金の超基本をFPが解説。驚くほどやる人が少ない貯金の2ステップ

食費のムダを見直す

家計の節約のお話では特に食費がやり玉にあがるので、食費を例にして話を進めていきますね。

食費での無駄のない買物となれば、やはり、余計なものを買わないことになりますね。
一般的には、コンビニ利用やカフェ利用、スイーツ、お菓子などですかね。
これらはレシートを見返してムダ認定されてしまう支出です。

こういう類のものを全て排除すると、購入して良い品物は、生命維持のための最低限の食料品となります。

まぁ、ストックが多いとか、使い残しが多い調味料とかもムダに入るでしょうが、基本的に生命維持のための最低限の食料品というイメージになりますよね。
節約の達人域にはいると、この生命維持のための最低限の食料品もいかにコストカットするかに興味が移っていきます。

しかしですね、一日の食費予算が仮に2,000円であって、1,800円食材を購入したとしますよね。
残った200円。
甘いモノやお菓子を購入してもいいと思われませんか?
わたし、カールとアポロチョコ好きなんですけど、予算内で納まっているのあれば、何を購入してもいいと私は思います。ムダに振り分けられてしまうカフェ代も、仮にカフェ代400円で心のゆとりが持てたり、勉強なり仕事がはかどったりするのであればメチャクチャいいお金の使い方だと思います。

先ほど辞書ではムダは【役にも立たない使い方をすること】でした。
カフェ代はムダか否か。
こうなると、ムダの線引きって難しいよねと思いませんか。
となると、線引きを変えたほうが生活が楽になります。
使っていい予算内であれば何に使うかの配分は自由にしたほうが、心が楽に、かつ、管理もしやすくなります。

問題なのはムダ認定ではなく、いくら使ってよいのかわかっていないことなんですよね。
この詳細は今後の来年こそは貯めるシリーズで配信をしていきますので、いまは置いておきますね。

貯金できる家計管理のコツは予算立て。節約する前に知っておきたい予算管理の基本

自己肯定感ダダ下がり

もしレシートや家計簿から過去の支食費の出内容を見直すのであれば、健康を意識した食生活の見直しに活用されたほうが有意義かなと思います。

予算内であれば何にお金を使っていいとはいえ、全額お菓子を購入していたらそれは問題ですよね。また、インスタント食品に通っていたり、外食が多すぎても栄養面の不安がありますよね。

レシートから購入品のムダ探しをして、反省してそれを今後カットするという管理法も紹介されていたりしますけど、ムダカット視点での、この洗い出しは私はおすすめしません。

理由は今見てきたとおりです。
さらに、レシート見ながら、これ、ムダ。これもムダ。これもムダだった。こんなにムダなものばかり買ってる私。ダメダメじゃない?と、気が重くなりませんか。

このような行為は、日記に毎日自分の嫌な性格を書き続けて、一カ月後にそれをまとめて再確認して反省する行為に似てるなと思ってしまいます。
私は、メチャクチャブルーになります。

まとめ

まとめると、既に支出してしまったレシートからムダ探しをして反省する行為は、【来年こそは貯める】行動にはいりません。

先ほどお伝えしたように、問題はムダを探すことではなく、使ってよいお金を把握していないことです。レシートからムダ探しをしているけど、貯められなかったという方は、いったんその方法は中止することをおススメします。

来年は本気で貯め家計を作りたいと思われる方。
このシリーズぜひ続けてご視聴くださればお役に立つかと思います。

とはいえ、そもそもわが家は貯金できる家計ではない、また、どうやって貯金を捻出できるのかわからないという方は、講座で学ぶのもオススメです。

下記の講座では、家計簿初心者さんが貯金家計を行う家計管理を一通り学べます。

効率よく学んで、わが家の家計管理に取り入れたいと思われる方は、ぜひご活用ください。

 

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)