お金が貯まるコツはたった1つ。貯蓄のできる人が知っているシンプルなルール
家計管理のルールはシンプル
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

家計簿を学ぶ講座(2級)
お金の管理は難しいと思われがちですが、実はシンプルです。
貯蓄できる人はそのシンプルなルールを守って生活をしています。
一方、貯蓄できない人はそのシンプルなルールの本質を理解していません。
今回は、貯蓄するための家計管理のたった一つのルールを見ていきましょう。
目 次
貯蓄するためのルールは収入>支出とすること
貯蓄をする方法はたった一つのシンプルなルールしかありません。
それは、
にするということです。
入ってきたお金は、使うか貯めるかのどちらかになります。
収入より支出が多ければ、当然貯蓄はできません。
シンプル過ぎるルールのため、皆さん忘れちゃうのです。
家計簿つけるのなら、お金の貯まる書き方をしましょう。
貯蓄できる人は収入>支出のルールを守っている
苦しい家計を抱えている人にとっては、家計改善のウルトラCを望まれるかもしれません。
これは、はっきりとお伝えしておきますね、
残念ながらウルトラCはありません。
家計管理の基本に沿って、改善していくことがベストです。
その際の、大切なルールが【収入>支出】です。
なあんだ、そんなことかと、思われるかもしれません。
しかし、貯蓄のできる人はこれをよく知っています。
貯蓄のできない人は、この法則の本質をあまり理解できていません。
貯蓄家計に変身するには、家計設計を変える
収入の範囲内で支出配分することを考えたことはありますでしょうか。
は?
というリアクションが多い質問です。
しかし実は大変大事な質問なのです。
貯蓄できない家計は、収入の範囲内で支出配分を考えていません。
家計が苦しいと訴える人の多くは、支出積み重ね方式で家計設計をしています。
住居費を土台にして、必要なつど、家計支出が増えて積み重なっていく家計です。
気が付けば、「支出に対して収入が足りないね」ということになります。
家計簿を上手に使うために費目を整理しましょう。
貯蓄家計と貯蓄できない家計は根本的に違う
一方、貯蓄のできる家計は、収入の範囲内で将来の貯蓄を含めた支出を配分します。
これをピザカット方式家計と勝手に呼んでいます。
支出積み重ね方式の家計とピザカット方式の家計は言葉にするとあまり違いがわからないかと思いますが、大きな違いがあります。
これで、将来の貯蓄と今の生活で使う分を考える。
これがピザカット方式。
あれ?お金足りない。
これが支出積み重ね方式。
貯蓄家計へ変身するコツ
貯蓄家計になるには、支出積み重ね方式のまま節約をするよりも、ピザカット方式に変更するほうが近道です。
抜本的に家計設計を変えるということです。
収入の範囲でおさまるように、家計の支出を考えていきます。
どうしても収入の範囲で支出がおさまらないのであれば、身の丈以上の生活になっているということです。
贅沢するつもりはないと皆さんおっしゃいますが、収入の範囲内で支出を賄うことができないのであれば、収入に比して贅沢になっているのです。
収入の範囲内で、今の生活に使うお金と将来のための貯蓄を振り分けてみてください。
特別費をコントロールできるとお金が貯まるようになります。
貯蓄のコツはあくまでも収入>支出のルールを守ること
収入の範囲内で、今の生活に使うお金と将来のための貯蓄を振り分けてみましたでしょうか。
入ってきた(収入)以上のお金を本来は使うことができません。
しかし、現在は、クレジットカードなど支払い能力以上の支出ができてしまいます。
そのため、自分の生活能力が正確にわからなくなっている傾向がみられます。
ようは、収入以上の生活になっている可能性が高いということです。
貯蓄家計へ変身するコツは、あくまでも収入>支出のルールを守ることです。

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