家計簿の特別費の勘違い。費目別に2つに分けて予算を立てる

家計簿の費目一覧:混在しやすい特別費と年間支出を区別する

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

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家計簿をつけるにあたって、費目はお悩みの多いゾーンですね。

特別費にはどのような支出が該当するのかという質問をよくいただきますので、今回取り上げてみましょう。

食費や日用品費については下記のページをご参照ください。

 

食費の小費目一覧に関しては下記ページをご参照ください。

家計簿の費目一覧:食費

 

日用品(食費以外)の小費目一覧に関しては下記ページをご参照ください。

家計簿の費目一覧:食費家計簿の費目一覧:日用品費など食費以外の項目

 

 

家計簿の費目:特別費とは?

家計を運営していると、日常の生活には恒常的に発生する費用ではないコストも存在します。

これが特別費です。

特別費として認識する費用は、発生した月の家計に負担させると、家計が圧迫される程度の金額の支出です。

例えば、突然何かしらの年会費500円が発生したとしましょう。

一年分500円を一括で払うものとしますね。

これを発生した月の生活費から捻出すると家計が苦しくなるようであれば「特別費」として認識します。

家計に負担させて大丈夫であれば、特別費として認識せずにその他の支出などとしてその支払った月の家計支出に組み込みます。

家計簿の特別費の費目例

では、家計簿の費目で特別費といえばどのような支出があるでしょうか。

一般的なものとして、次のような支出が挙げられます。

 

・冠婚葬祭

・家電の修理や買い替え費用

・車や自転車の修理費用

・帰省等の費用

 

これらは発生するかどうかわからないけれども、発生したら高額になりそうな支出です。

家計簿の特別費の費目例その2

毎月の家計運営では、食費と日用品費、医療費などで精いっぱいという家計もあるでしょう。

このような家計では、衣服代(パパのスーツ代、ママや子の洋服代)、レジャー費も特別費に振り分けて構いません。

食費と日用品費、医療費などで精いっぱいである家計では、これらの費用を月の家計に負担させるとやりくりが大変です。

赤字になるか、相当ハードな節約を強いられてしまいます。

そこで、恒常的な月の家計支出から切り離して特別費として管理すると毎月の家計管理が大変楽になります。

家計簿の費目:年間支出項目とは?

特別費と間違われやすい支出として、年間支出項目があります。

年間支出項目とは、毎月支出があるわけではないけれども、毎年必ず支払いのある支出を指します。

年間支出項目は、カットすることの難しい類の支出項目です。

例えば次のような支出が該当します。

 

・税金等(固定資産税、自動車税など)

・車検

・自動車保険

・火災保険

・賃貸住宅の更新料

・修学旅行費

 

年間支出に該当するコストの例を見ていただければわかる通り、必ず支払をしなければならないものですね。

税金を払わないわけにはいきませんし、賃貸住宅の更新料を払わないわけにもいきません。

これらは、特別の費用ではありません。

かならず支払う決まった費用です。

 

家計簿の費目として特別費に集約してはマズイのが年間支出項目

先に見た通り、特別費と年間支出項目はタイプが異なりますよね。

これらを一色単に「特別費」として管理することは非効率です。

というのも、必ず支払わなければならない年間支出項目はあらかじめ財源を確保しておくべきものだからです。

一方、特別費は必ず発生する類のものではありません。

準備しておくといいよねという費用(冠婚葬祭、家電買い替え費用など)と、資金繰りに余裕があったら配分しよう(衣服やレジャー)という費用です。

年間支出項目は生活上必須のコストであり、特別な費用ではありません。

この両者の違いをしっかりと区別することが家計を管理する上で大事な概念となります。

家計簿の費目一覧:特別費と年間支出項目

家計を管理する上で大事なところですから、再度おさらいをしておきましょう。

決して特別費の中に年間支出項目を混在させないでくださいね。

これをしっかりと区別する理由は、後述します。

特別費と年間支出項目の資金確保の違い

なぜ、特別費と年間支出項目を区別したのか?

これは、それぞれの資金確保の方法と優先順位が異なるからです。

まず、年間支出項目から考えていきまます。

この項目に分類される支出は、生活上必ず支払う必要があるコストでしたね。

ということは、間違いなくその支出金額分のお金を確保しておかなければならないということです。

このように、必ず支払うけれども毎月発生するわけではない(年1回支払いなど)支出は、毎月の家計からその支払う金額を確保します。

具体的には、総支払額を12カ月で均等割りして毎月の家計に組み込んで積み立てていくのです。

必ず支払うべき生活上のコストは毎月の家計で賄うべきなのです。

この財源をボーナスに依存してしまうと、ボーナスカットや不支給という事態が生じた時に対応ができなくなってしまうからです。

特別費の資金確保の方法

一方、特別費の財源は2つの考え方があります。

1つは、毎月の家計に余裕があれば、年間支出と同じく月の家計に年間予算を12カ月で均等割りした金額を積み立てていく方法です。

もう一つは、ボーナスに財源を求める方法です。

もちろん、これら両者の折衷案で、毎月の家計とボーナスの両方に負担させてもいいでしょう。

ボーナスカットや不支給という事態が生じた時は、優先順位をつけて財源を確保することになります。

例えば、家電買い替えの危機目前であれば優先順位を高くして、レジャー費をカットするという具合です。

特別費を正しく管理すると家計は楽になる

今回見てきたように、特別費に年間支出項目を混在させてしまわずに切り離すことによって、家計管理は明確になります。

違う性質のものは一緒にしない方が安全な資金確保ができることはご理解いただけたかなと思います。

ぜひ、わが家の特別費を再チェックしてみてください。

 

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