貯金ゼロ家計が抱えるリスク!貯金ゼロのデメリットをFPが解説します。

貯金ゼロ家計に多い「貯金する意味が分からない」

家計簿歴もうすぐ37年なります。

また、1級ファイナンシャル・プランナー歴は10年になりました。

家計簿インストラクター、かつ、家計簿FP(ファイナンシャル・プランナー)おおきです。

貯金ゼロ。

子供のころから貯金をしたことがないという方も結構多く見受けられます。

過剰な貯金は不必要かと思いますが、ゼロは家計にリスクを抱えてしまいます。

とはいえ、貯金ゼロに慣れてしまうとリスクが見えなくなりがちです。

今回は貯金ゼロのリスクにどのようなものがあるのかご紹介していきます。

 

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今まで貯金したことありません。

今の生活を我慢して支出を削って貯金する意味がわかりません。

こんなお声を度々いただきます。

もし、そうお考えでしたら、必ず最後まで見ていってください。

貯金なしで困ることが起こったときに、さらに困った事態に陥ってしまう。

そんな悪循環に陥る前に、貯金ゼロ生活を脱出しようと思っていただけるかもしれません。

今回の内容は次の4つです。

▶貯金ゼロのデメリット

▶貯金ゼロから脱出できない本当の理由

▶そこから起こるさらなる困った事態

▶その前に対策を立てる重要性

 

借り入れなしで貯金のない家計

貯金ゼロといっても、いろいろなパターンの貯金ゼロ家計が存在しますよね。

借入の有無で分けてみます。

▶借入があって、貯金のある家計とない家計、

▶借り入れなしで貯金のある家計とない家計。

借入があって貯金なしはわかるけど、

借入があるのに、貯金があるの?

と思われるかもしれませんけど、このような家計は実際に存在します。

今回のお話しの貯金ゼロ家計の定義は、借り入れなしで貯金なし家計です。

入ってきたお金を全部使っている状態。

ある意味見事に収支トントンな状態です。

しかし、このような家計では、大きなリスクを抱えています。

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貯金ゼロのデメリット

収支トントンな綱渡り的な家計でも、平常時はその怖さが表面化しません。

そのため、貯金ゼロでも全く不安を感じない方もいます。

しかし、例えばこんな時はどうでしょう。

いつもの生活以上のお金が必要になったときです。

平常時以外です。

急にお金が必要になったとき。

収支トントンのバランスは崩れてしまいますよね。

収入の全てを使い切っている状態でさらなる支出が発生すれば当然ですが家計は耐えられません。

お金が足りない状態になります。

お金がなくても払わなければならない事態が起これば、借入するしかなくなります。

カード払いで繰り延べたり、キャッシングを利用したりしますね。

これは、借金ですね。

この借金のハードルは一度超えてしまうと、慣れてしまう怖さがあります。

初めてキャッシングをするときは、機械の前でものすごくドキドキするんですね。

何度もためらったとおっしゃる方多いです。

しかし、一度経験してしまうと次からは借入する心のハードルがグンと下がってしまいます。

繰り返しているうちに慣れてしまいます。

そのうちに借金家計が出来上がってしまいます。

バランスが崩れるとあっという間に借金家計に陥ってしまいます。

しかし、その綱渡り状態の家計であるリスクを保持したままの貯金ゼロ家計でいるその本当の怖さをお伝えする前に、家計のバランスが崩れる原因を見ておきましょう。

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家計のバランスが崩れるときに貯金は必要になる

バランスが崩れる原因は、みなさん既に色々な情報をよく目にしていると思いますので、さっと確認するにとどめますね。

▶病気や離職、減給などの自分の収入が減ってしまうとき

▶家族に起こる事態に資金負担が必要になるとき

急にお金が必要になる事態もありますね。

これは、例えば

▶隣人との騒音トラブル。

急遽、引っ越したいということもあるかもしれません。

▶自分自身の病気による入院や療養費もあります。

他にも、

▶例えば何かを学びたいと思った時もまとまったお金が必要になりますよね。

手許資金がなければ、その学び方の選択肢が限られてしまいます。

今を我慢してまで貯金する意味が分からないとおっしゃる方に見てほしいのがこれらのデメリットです。

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私たちは実際に体験していないことを想像することが苦手です。

今あげたようなデメリットも、あ~そういうこともあるよね。

と思いつつ、どこか他人事なんですよね。

▶今は健康に問題ないし、

▶特に切羽詰まって入用のお金もないし、

▶いままでこの状態で困ってないし。

そうかもしれないのですけど、それは視点が「今」なんですよね。

視点を今から未来に少しずらすと、先ほど見たようなデメリットが隠れているかもしれないわけです。

貯金の必要性を感じるには、少し先を見て、自分の生活上のリスクを想像することが必要になります。

貯金する意味が分からないという貯金ゼロ家計の本当の怖さはこの視点なんです。

先ではなく、今を見ているその視点。

その今がずっと続くと思えてしまうこと。

貯金ゼロで困っていない状態に慣れてしまうと、その状態に疑問を感じなくなります

疑問を感じなければ当然、取得する情報も貯金ゼロはヤバイ系はブロックしてしまいます。

私たちは自分に関係ないと思った情報は見事にブロックする技を持っています。

すると、いつまでも綱渡りが続いてしまいます。

その間に、デメリットが顕在化する確率が高まってしまいます。

さらなる困った事態に

デメリットが顕在化してしまった場合もで、クレジットカードの利用などによってその場は凌ぐことが可能なケースもありますよね。

しかし、そもそも収支トントン家計ですから、新たな支出が発生すれば家計はそれだけ圧迫されることになります。

それでも

収入の範囲内でクレジットカードを利用した新たな支出の返済と、通常の支出を賄ったとしますね。

いつも通りのトントンです。

違うのは、より貯金しにくい家計になってしまったということです。

普段の生活支出に突発的資金の返済が加わったからですよね。

デメリットが顕在化した後で貯金家計をつくろうと思うと、大掛かりな家計の改善が必要になる可能性が高いです。

その前に家計の改善をして貯金家計を作っていくことをおススメしたいのですが、それには問題があります。

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貯金ゼロ家計脱出のススメ

何が問題かというと、今視点で貯金ゼロ家計に慣れてしまうとその状態に疑問を持たなくなるんですね。

これが一番怖いんです。

うわっ、痛い。

と、心に矢が刺さっているうちに、アクションを起こされるといいのかなと思います。

貯金は時間がかかります。

一日でも早くスタートを切ることがベストです。

最後にまとまめしょう。

貯金ゼロから脱出するには、自分でヤバいと思うことが最も大切です。

視点を少し未来に向けてデメリットを想像することによって、備えておいた方が安心かもねと思えます。

バランスを崩して借り入れ家計になる前にアクションを起こされることをおすすめします。

また、貯金ゼロ脱出の仕方が分からない、家計管理の基本を知りたいという方は講座で学ばれることもおススメします。

下記の家計簿講座は、家計管理の基本を一通り学べる初心者向けの内容です。

貯金家計へ変身するためにぜひご活用ください。

 

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)