食品と日用品が混在したレシートの家計簿記入の項目分けテクニック

一店舗で複数の費目になる商品を購入した場合の費目分け

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿歴36年の家計簿インストラクターのおおきです。

 

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家計簿の書き方で大きな悩みは購入商品の項目分けですね。

家計簿に関する質問で大変多いテーマです。

最近はスーパーやドラッグストアで食品や日用品など混在して購入する買い物は珍しくありません。

野菜売り場のすぐそばにサランラップや洗剤などのコーナーが設置されていたりしますものね。

となると、問題になるのは項目が異なる商品をレジで一括で払った場合。

レシートに複数項目支出が混在する場合の家計簿の書き方です。

今回は、よくあるテーマですが、悩みどころの項目分けをすっきりと解決していきましょう。

 

家計簿の費目一覧:食費はどこまで細分化する?管理しやすい分類のコツ

※YouTubeと公式lineを始めました。

YouTube動画
●食費の項目分け
●二度と迷わない項目分け

公式lineはこちらからどうぞ。
家計管理がんばり隊/家計管理推進協会

 

 

 

項目の混在したレシート

家計簿の記入で迷うのが、項目の混在したレシートですよね。

スーパーなどでは食品のほかにもさまざまな商品を取り扱っています。

食料品と日用品が同じスペースで販売されていて、レジで一緒に精算できることも珍しくありません。

買い物自体は便利になりましたよね。

しかし、家計簿を記入しているとぶち当たるのが、混在した項目のレシート処理です。

例えば、ドラッグストアーでトイレットペーパーや歯磨き粉などを購入したとしましょう。

同時に、そのお店でパンや牛乳も購入。

レジ精算を一緒に行うと、日用品と食品が混ざったレシートが一枚発行されます。

費目の混在したレシートは費目分けの悩みを生む

家計簿の費目一覧:日用品費など食費以外の項目の分類の仕方

このような場合に、レシートは食費と日用品費が混在してしまいます。

家計簿にどう書いたらいいのか迷いますね。

レシートを見ながら食品と日用品に分けてそれぞれ合計を出す作業は面倒くさいものです。

作業が煩雑になり、家計簿の記入が面倒になってしまうことは想像に難しくありません。

とはいえ、レジで食費と日用品費を分けて精算するのも大変です。

そこで、簡単な解決方法をご紹介します。

食費と日用品費に簡単に分ける方法

食費と日用品の分け方

一店舗で複数の項目商品の購入をした場合の解決方法です。

レシートをざっと眺めてください。

どの項目の商品が多いでしょうか?

その割合で次のように項目わけしていきましょう。

 

▶食品が多い場合は、全額を食費へ参入します。

▶日用品費が多い場合は、全額を日用品費へ参入します。

▶半分くらいずつの場合は、合計金額を折半して食費と日用品費に振り分けます。

 

どちらが多いかどうかは、目視判断で構いません

正確に割り出す必要はありません。

感覚で十分です。

家計簿の書き方、項目、種類など成功する家計簿のお悩みを一挙解決します

食費と日用品費に簡単に分けて本当にいいの?

このような解決方法をお伝えするとほとんどのケースで、みなさんまさしくハトが豆鉄砲を食らったかのような顔になります。

「へ?」

それでいいの?

そう思われるのもごもっともです。

スポットで見ると若干のずれが生じますが、長い目で見れば、割振りのずれは適当にこなれてきます。

1年通して眺めればその多少の誤差は大した問題ではありません

なぜこのような解決策でいいのかというと、こと細かく支出を費目ごとに分けて管理する必要性はないからです。

項目ごとにきっちりとその予算内で納めたいという方もいらっしゃるかと思います。

その場合は、レシートの中身の精査が必要になりますね。

しかし、家計は項目ごとの予算に拘りすぎない方が管理しやすいですよ。

家計管理の目的を忘れない

家計管理の目的は、予算内で支出を納めることですよね。

家計全体をみるのか、小さな費目別にみていくのかは個人の考えでしょうが、おすすめは小さな項目別にこだわらない方法です。

▶交通費は500円黒字

▶病院代は1,000円の赤字

▶食費は1,200円の黒字

このように費目ごとに算出しても、結局最終的にはトータルして700円の黒字として現金が残ります。

交通費の黒字500円をそのまま交通費として繰り越してはいきませんよね。

それなら、トータルで把握しても同じことです。

項目わけに神経質にならずに、家計簿の記入を行っていきましょう。

記入することが大事です。

また、家計簿の書き方に迷うようでしたら、講座で学ぶのもオススメです。

費目分けに迷うたびにあれこれ検索するのは面倒ですよね。

下記家計簿講座は、家計管理を効率よく行う家計簿のつけ方の基本を一通り学ぶことができます。

家計簿初心者さんや、家計簿を挫折しがちな方などはぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)