家計簿の保管場所はワンアクションにするとお金が貯まる
家計簿収納場所は、ワンアクションスペース
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。
家計簿をつけるにあたって、地味な悩みが家計簿の収納場所です。
どこに家計簿を保管していますか?
家計簿の保管方法によって、家計簿生活が続くか否か左右することもあります。
家計簿の適切な収納場所について今回は見ていきましょう。
目 次
お片付けと同じく家計簿収納場所は、ワンアクションスペース
家計簿つけた後のレシートはいつまで保管すればいい??
家計簿が苦手な人は部屋の片付けも実は苦手です。
ドキッとされる人は多いかと思います。
そのため、家計簿の収納スペースを上手く作れていない人は珍しくありません。
家計簿をどこに置くかという問題が大事だなんて、そんな大げさなと思いますでしょうか。
行動を習慣化して続けていくためには、「やりやすさ」がポイントになるのです。
やりやすい家計簿生活にする収納場所は、ずばりワンアクションスペースです。
よく使うものは取り出しやすい場所に保管する
お片付けの方法をアクション回数で表す言葉を聞いたことがあるでしょうか。
よく使うものはワンアクション(一回の動作で手に取れる)
そうでもないものはツーアクション(二回の動作で手に取れる)
あまり使わないものは、アクション数が増える収納
キッチンで例えてみましょう。
よく使う食器は食器棚の手の届きやすい高さのところに置きますよね。
料理時にもすっと取り出すことができます。
あまり使わない食器は、かがまないと取り出せないスペースや、椅子にのらないと取り出せないスペースなどを活用します。
年に数回しか登場しない料理グッズやお皿は自然とこのように奥に追いやられていきますよね。
わが家では寿司桶やお重、大皿などがイスにのって取り出さなければならない棚の上部にひっそりと眠っています。
家計簿は取り出しやすい場所に保管する
頻繁に使うものは、使いやすい場所に置いておくことがポイントです。
お目当てのものを手にするまでのアクション数が多くなればなるほど面倒臭くなります。
これは、家計簿にも言えることです。
家計簿は家の中のどこに収納していますか?
さっと取り出しやすい場所に置いてありますでしょうか。
家計簿を書くときには、他にも準備しなければならないものがあります。
・お財布
・レシート
・電卓
・筆記用具
・場合によっては通帳
家計簿をつけるために、これだけ用意するのは意外と面倒です。
家計簿をつけ終えたら、それぞれまた元の場所に戻さなければなりません。
ワンアクションで準備できないとしたら、手間がかかりすぎて考えただけでも挫折しそうです。
家計簿グッズはひとまとめにして収納保管も便利
家計簿を棚や本棚、引出などに収納している場合は、ワンアクションで取り出せるようにしておきましょう。
筆記用具や電卓などの必要なアイテムもまとめて収納しておくといいですね。
100均の収納ファイルなどを利用している人も多いようです。
個人的に家計簿の収納場所でお奨めなのは冷蔵庫です。
といっても、冷蔵庫の中にしまうのではなく冷蔵庫の表面に磁石でペタッと貼ってしまいます。
冷蔵庫というアイテムは、女性は少なからず一日に何度も目にします。
よく見るということは無意識のうちに知っています。
それは、子供のいる人なら、忘れてはならない学校などの連絡プリントなどを貼っているところからもわかります。
忘れないために貼る場所として冷蔵庫を認識しているのであれば、家計簿もそこに貼ってみてはいかがでしょうか。
筆記用具や電卓にも磁石をつけておけば、冷蔵庫にペタッと貼れます。
わざわざ家計簿をつけるために、家計簿グッズを取り出す手間が省けますよ。
家計簿グッズは見える収納にする
家計簿をどこかにしまわないとならないという固定観念を捨てましょう。
家計簿を続けるためには煩雑さを減らし、面倒くささを無くすことです。
だとすれば、あえて収納場所や収納アイテムを考えるより、むき出し状態ですぐに書ける家計簿は便利だと言えます。
良かったら今すぐ冷蔵庫にペタッと貼ってみてくださいね。

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