家計簿の項目に娯楽・レジャー費を作るとお金が貯まる!

家計簿の項目に娯楽・レジャー費をつくるとお金が貯まる

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

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家計簿の項目に娯楽・レジャー費をつくっていますか?

作っていても上手くコントロールできずに予算オーバーで家計を圧迫している方もいるかもしれませんね。

今回は、娯楽・レジャー費を設定すると家計が上手くいく家計管理のコツについてお伝えしたいと思います。

 

レジャー費

YouTubeと公式lineを始めました。

YouTubeは下記クリックして、ぜひご視聴ください。
2度と迷わない家計簿項目分け

公式lineはこちらからどうぞ。
家計管理がんばり隊/家計管理推進協会

 

家計簿の項目に娯楽・レジャー費はありますか?

家計簿の項目に現在「娯楽・レジャー費」は設けていますか?

費目のお名前は何でも構いません。

例えばこのような費目名です。

 

▶娯楽費

レジャー費

▶お出かけ費

 

この費目は、余暇の楽しみのために設定する費目ですよね。

仮に読書が大好きであれば、書籍代はレジャー費になるでしょうね。

外出するだけがレジャーではありませんから。

そういう意味でも幅の広い支出を管理する費目となります。

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娯楽・レジャー費がないとお出かけが楽しめない

私はレジャー費という費目名を使用していますので、以降レジャー費を使って話を進めますね。

私に寄せられる相談の中でレジャーに関してのママのお悩みは、とても切ないです。

皆さん口をそろえてこうおっしゃいます。

お出かけが楽しめません

週末に家族でお出かけしても、お財布からお金を出すたびに気持ちが重くなるといいます。

赤字にならないように出来る限りお金を使わないようにしたいのにと思うと、お出かけが憂鬱なのだそうです。

そのような状態は苦痛でしかありません。

せっかくの家族の楽しい時間ですから、ママも楽しめるようにしたいですよね。

そこで、毎月の家計を圧迫しないようなレジャー費の設計をご提案しています。

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レジャー費は予算を立てて確保する

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レジャーでお金を使う行為がママを暗くするのは、家計を圧迫するからです。

レジャーでお金を使った分、食費などを削らなければなりませんよね。

食費等を頑張って削ったとしても、今月の生活のお金が足りなくなるかもしれないという不安があります。

この状態を解消するには、レジャー費が月の家計と別であればいいのです。

レジャーに行こうが行くまいが、生活費に影響を与えなければなんら問題はありません。

ということは、レジャー用の資金を毎月の家計とは切り離して、別に確保しておけばいいですね。

そこで、レジャー費は予算を立てて月の家計とは切り離して、別途財源の確保をしておきましょう

レジャー費の予算はボーナスを財源とする

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レジャー費を月の家計から切り離して別途資金確保していく方法は2つあります。

▶一つは月の家計にレジャー費を設定して予算確保する方法です。

毎月5,000円などと金額を決めて一定額を先にレジャー費として確保してしまいます。

ただし、この方法は家計に余裕のある場合しか利用できません。

一般的な家計では、毎月の生活費からレジャー費まで捻出することができないケースが多いと思います。

それなのに生活費を削りながらレジャー費をねん出しようとしているので家計が苦しいままなのです。

わが家の家計状態をみて、生活だけで精いっぱいという場合は、レジャー費をボーナスから予算確保します。

▶二つ目の方法は、レジャー費をボーナスから確保する方法です。

レジャー費をボーナスから確保したら半年単位で管理する

レジャー費をボーナスから財源確保するためには、半年間でどのくらいの支出が見込まれるかを見積もらなければなりません。

とはいえ、無尽蔵にレジャー費をたくさん確保できるわけではありません。

わが家のボーナス額と、その他ボーナスを財源とする支出との兼ね合いもあります。

見積もるためには、どのような支出をレジャー費とするのか明確にすることが必要ですね。

そこで、次はレジャー費にはどのような支出を負担させればいいのか考えていきましょう。

レジャー費はお出かけ費?外食費?

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レジャー費は幅広い費目だと先にお伝えしましたね。

そう、いろいろな支出が該当してきます。

例えば、次のような支出です。

 

▶外食

DVDやゲーム

▶お出かけ(入場料や交通費なども)

▶漫画や書籍(読書が趣味など)

▶バーベキューや呑み会

▶趣味にかけるお金

 

ざっくりとイメージするのであれば、基本生活費以外の余暇部分のお金ですね。

レジャー費は余暇部分に充てる支出全般

レジャー費は幅広いですから、特に気になる別途管理したい特定の支出があれば、独立費目にしてもいいでしょう。

どうしても他のレジャーと分離して予算を確保しておきたいなどの場合の対応です。

 

▶レジャー費:サーフィン

▶レジャー費:外食

などです。

 

分ける必要がなければ、生きていくためのお金以外の楽しみ部分はレジャー費としてまとめてしまうといいですね。

※生きていくためのお金と生活を豊かにするためのお金は、こちらでお伝えしています。

家計簿の項目に衣服費を設定するとお金が貯まりやすい理由を解説

余暇として使えるお金は限度がありますが、その中でどのように配分するかは自由です。

全て外食に使ってもいいでしょうし、DVDやゲームに充ててもいいでしょう。

トータルとして予算を守ることが大切になります。

レジャー費の確保は月のレジャーと長期休暇をわけても便利

レジャー費を確保するにあたって、毎月の通常のレジャーと長期休暇を分けて予算組するとわかりやすいのでおすすめします。

例えば、GW(ゴールデンウイーク)や夏休み、正月の帰省などは独立費目として予算を確保しておくと、他のレジャー費に流用してしまうことを避けられます。

私の家計相談での帰省しない理由のダントツ1位はお金がないからです。

お金が余ったら帰省しようと思うと、お金はまず間違いなく余りませんから帰省できなくなってしまいます。

先に予算を確保しておくといいですね。

家計簿の項目にレジャー費を設定する大事さのまとめ

今見てきたように、レジャーを通して生活を楽しむためには作戦が必要です。

私たちの欲望は無限ですがお金は有限です。

それのミスマッチを調整するのが予算という計画です。

特に欲望が炸裂するレジャー費は心して調整していかないと支出が膨れ上がってしまいかねません。

レジャー費を家計の項目に設定して、楽しい余暇を過ごしてくださいね。

レジャー費の設定のように、家計管理にお悩みでしたら講座で学ぶのもオススメです。

下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。

家計簿、家計管理生活を楽にしたいと思われるようでしたら、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)