家計簿をつけてもたまるのはストレスだけ? 

家計簿生活でストレスがたまる原因は2種類

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

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家計簿を学ぶ講座(2級)

 

家計簿をつけること自体がストレス。

このようなお声をチョコチョコいただきます。

家計簿がストレスに感じる原因は大きく分けて2種類あります。

一つは、記帳が面倒くさくて負担に感じるケース。

もう一つは、家計簿を書くことによってわが家の家計赤字が数字で確認できてしまうことです。

 

 

家計簿を書いても貯金できないストレス

家計簿を頑張ってつけても、それが貯金という直接な結果として結びつかないと疑問が生じてきます。

 

なぜ、家計簿をつけているのだろう?

家計簿をつける意味があるのだろうか?

 

家計簿をつけても貯金ができなかった人は少なくありません。

いや、むしろ、家計簿をつけて貯金が上手くできるようになった人の方がまれではないのでしょうか。

努力が実を結ばない行動は当然ながら継続していくことが難しくなります。

その逆で、面倒くさくても効果が出るとわかれば人は何とか頑張れます。

家計簿が辛いとストレスに感じるのは、効果が実感できないからです。

短期スパンで効果が出ないとストレスが生じる

こんな経験ありますでしょうか。

例えば美白○○アイテムをその効果を期待して使い始めたとしましょう。

さすがにすぐ美白効果が出るとは思わないので、しばらくは続けますよね。

しかし、一定期間経過後に効果が曖昧な感があるといつしかお蔵入りしてしまいます。

しばらくすると、また他の美白○○を「今度こそ」と使い始めたりします。

適当に使ってはやめた美白○○アイテムが、(多くの場合)半分も使い切らない状態で化粧品エリアに放置されています。

家計簿に貯金効果があれば良いストレスに変わる

家計簿だろうがその他のアイテム(美白○○とか)だろうが、人は長期スパンでじっくりと取り組むことが苦手です。

ある程度短期スパンで効果が出ないとモチベーションが保てません。

しかしその一方で、効果があるとわかれば持続可能になります。

多少の面倒くささは飛び越える力を持っています。

ここで大事なのは、いくら効果があるとわかっていてもあまりに根性が必要な行動は続かないということです。

適度な作業量で目に見える効果があれば、継続するストレスは良いストレスに変わります。

家計簿の場合は、負担にならない記帳作業と貯金できるという効果が見えることでしょうか。

貯金するための家計簿の使い方をする

そこで課題となるのが、負担にならない記帳作業と貯金できるという効果を得られる家計簿の使い方です。

「家計簿つける=貯金できる」

という大きな誤解が蔓延しています。

家計簿を書かないよりは書いたほうが支出の抑止力にはなります。

しかし、家計簿を記入しただけで貯金ができるようになるわけではありません。

貯金できるための家計簿の使い方をしなければ、家計簿は単なる事後支出記録帳でしかありません。

せっかくストレス抱えて家計簿生活を行うわけですから、効果のある方法で心地よいストレスに変えていきたいですよね。

負担にならない作業量で貯金できる効果を見出すための家計簿の使い方を今からお伝えしていきましょう。

家計簿の使い方と目的が不一致だとストレスが生じる

家計簿は目的を達成させるためのツールです。

一般的に家計簿はこのように思われていないでしょうか。

 

家計簿を(費目分けも細かく正確にして)立派につける。

その結果、家計簿の情報をもとに貯金ができる家計になる。

先に上げた通り、家計簿つける=貯金ではありません。

 



このような使い方をすると、家計収支がカツカツであれば、小銭を浮かせるべく少しでも安いもの漁りが始まるだけです。

使い方と目的が不一致なためストレスしか生じません。

家計簿をつける目的をはっきりさせることが大事です。

目的がわかれば、その目的に沿った使い方をしましょう。

今回は家計簿の目的を貯金として話を進めていますから、目的は貯金です。

貯金するためには適正な収支の配分が必要

貯金するために家計簿を利用するのであれば、行うべきことは費目分けでも購入品の振り返りでもありません。

貯金を組み込んだ家計を設計して、その予算通りにお金が納まっているかどうかを検証すれば家計簿の役割は十分です。

貯金という目的を達成させるために大事なことは家計の適正な収支配分であり、家計簿そのものではないのです。

一般的には家計の適正な収支配分をせずに家計簿つけて手許の小銭を浮かせようとするからどうしてもストレスがたまります。

そこで、まず行ってほしいのが家計設計の確認です。

家計簿にストレスを感じる原因

家計設計上の問題として、収入から固定費、変動費を差し引いて残ったお金が食費など手許でやりくりするお金だということが挙げられます。

要は諸々引いて残ったお金で家計簿つけて節約して何とか家計の収支のつじつまを合わせようとするからストレスが生じるのです。

実際にわが家は頑張って節約しても8万円のやりくり費が必要なのに、6万円しか配分できていなければ節約しても初めから足りません。

赤字家計はやりくり費への配分が不適切なのです。

やりくり費に適切なお金が配分されているからこそ家計簿記帳による支出管理が効果を発揮します。

貯金するための家計設計は、収入の範囲内で将来のための貯金と今の支出を賄うことです。

まずは、やりくり費と貯金分を家計に先に埋め込んで、全体像を眺めてみてください。

赤字になるようであれば、家計を改善する必要がありますね。

家計簿はメモで十分

貯金分を家計に組み込んで、やりくり費が適切配分であると確認できれば、あとはやりくり費の金額内で支出を納めればいいだけです。

何にいくら使うか細かく管理するよりも、この配分された金額を死守することが大事になります。

手許で管理するメイン費目は食費と日用品費の2つで足りるでしょう。

そのほかの支出(交通費、交際費、医療費など)は、支出頻度が低いでしょうからその他という費目を作ってメモ書きにします。

 

その他(2月3日病院1,000円)

 

これで、家計簿の記入はグンと手間が減ります。

家計簿をつけるという意識ではなく、家計簿をこの目的(貯金)のために使うと考えるとムダな手間を省くことができます。

今回は貯金するために家計簿をつけるという目的にしました。

他の目的でつけている人もいます。

それぞれが自分の目的に合った家計簿の使い方をすれば、家計簿ストレスから解放されますね。

 

 

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