家計簿項目の基本徹底解説。項目は実はこの3つで十分です。家計簿初心者必見!
家計簿初心者さんが使用する費目はすっきりと3つ
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。
※YouTube始めました。
費目はこちらもご参照ください。
●お金が貯まる費目順
公式lineはこちらからどうぞ。
家計管理がんばり隊/家計管理推進協会
家計簿を始めよう! と思っても、初めて家計簿生活をスタートする場合は、どこから何をしていいのやらさっぱりわかりませんよね。
まずは、家計簿を買ってみた。
しかし、いざ書こうと思ったら、支出を費目分けしなければならなくて困ってしまいますね。
そこで、今回は家計簿初心者さんにおすすめの費目をご紹介しますので、参考にしてみてください。
家計簿によって費目がいろいろ
市販の家計簿の費目設定は、いろいろなタイプがありますね。
▶費目がきっちりと決まっているもの
▶何個かの費目はプリントされているがそれ以外は自由に書き足せるもの
▶自由に設定できるもの
家計簿初心者さんの場合は、自分で費目を選ぶことはまず難しい作業ですよね。
なぜなら、わが家の支出傾向を知らないと費目設定がしにくいからです。
そこで、少し家計簿に慣れるまでは最小限の費目のみ使用することをおすすめします。
家計簿に慣れて、かつ、わが家の支出傾向が見えてきたら、新たに費目を決めればいいですよね。
支出の費目分けは、それほど重要性は高くないので、あまり神経質にならないことをおすすめします。
少ない費目から家計簿をスタートするためには、市販の家計簿選びに少し注意が必要です。
あらかじめにプリントされている費目が少ないものを選ぶといいでしょう。
その家計簿にプリントされている費目を使用するか否かは別の問題ですが、自分が使用する(使用したいと思う)費目を書き込むスペースがないとそもそもその家計簿を使うことができません。
家計簿にすでに設定してある費目に合わせて支出を分類するしかなくなってしまいます。
家計簿初心者さん向けおすすめ費目は3つ
家計簿初心者さんが費目分けで悩まないかつ、家計管理の役に立つおすすめの費目は3つあります。
▶食費
▶日用品費
▶その他
え?これだけ?
と思われますでしょうか。
家計簿の書き方のコツは重要度の高い費目を抑えること
生活支出の中心は食品と生活雑貨ですよね。
毎日ご飯を食べて、毎日トイレを使い、洗濯をします。
食品、トイレットペーパーなどの生活雑貨が家計支出のメインです。
そこに生活余暇であるレジャーや交際支出などが発生します。
家計簿の書き方のコツは、頻度が高く重要性の高い支出とそれ以外に分けて費目を設定することです。
手許でやりくりする類の支出では、食費と日用品費が重要性の高い支出になりますね。
そのため、食費と日用品費という費目を設定します。
外食費が気になる方は、外食費を設定するといいですね。
家計簿初心者さんが設定すべき重要な費目
家計簿初心者さんにおすすめの費目、最後の一つは「その他」です。
その他という費目はあまり家計簿では見かけませんが、あると便利ですよ。
この費目は家計簿を楽にするために大切です。
頻度が高く重要性の高い支出とそれ以外に分けて費目を設定することが家計簿のコツでしたね。
計簿初心者さんにとって、この支出の重要度の見極めは大変難しいものです。
そこで、食費と日用品費以外をいったん全てその他でくくってしまいます。
家計簿の記入に慣れてきたらその他の内容をわが家にとって重要か否かで分けていけばいいのです。
家計簿初心者さんに重要な費目の分類方法
家計簿の記入に慣れてきたらその他の内容をわが家にとって重要な支出か否かで分けていきましょう。
わが家は交通費が多いなあとか、ペット支出が多いなあなどと記入し続けているとわかってきます。
そういった感覚を掴んだら、はじめてわが家の費目を作れば良いのです。
▶交通費
といった具合に。
少額であまり頻繁ではない支出はわざわざ費目を独立させずに、その他にまとめてしまえば良いでしょう。
家計簿初心者さんはすぐに費目を決定することは難しい作業となるでしょうから、まずは、3つの費目分けからスタートすることをおすすめします。
最初からたくさんの費目を作って家計簿の記帳を面倒にしてしまうと挫折する確率が高くなってしまいます。
まずは始めることが大事です。
難しく考えずに気軽に始めてみてくださいね。
また、お小遣い帳もつけたことがなくて家計簿も初めての方は、講座で学ぶのもオススメです。
下記家計簿講座では、一通り家計簿に関して学ぶことができます。
試行錯誤して時間を使うより効率よく学んでみようと思われる方は、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)