特別費は家計簿へこう書く!お金が貯まる家計に変わるコツをFPが解説

お金が貯まる人は特別費を家計簿にどう書く?

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

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家計簿の記入と家計管理において特別費のお悩みは多いですね。

特別費を上手くコントロールできると貯め家計に変身することができるという重要費目です。

特別費をどのように家計簿へ記入すると貯められる家計になるのでしょうか。

今回は特別費の取り扱い方をご紹介していきます。

 

 

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そもそも特別費ってなに?

GW真っ只中。

2016年のGWはお天気に恵まれてはいませんが、それでも家族そろってのお出かけは楽しいものでしょうね。

いや、お金のことを考えるとちっとも楽しくありません。

中には、こんな方も……

さて、お出かけの費用を「特別費」としている人は多いかと思います。

一方で特別費としていない人も多く見受けられます。

そもそも特別費はどういうときに設定するものなのでしょうか?

※特別費に分類してしまうとお金の貯まらない原因となる支出があります。

家計簿の特別費徹底解説!これが混在するからお金が貯まらない

特別費とする支出例

日常的に発生する支出には、食費や日用品費があります。

これらはそれぞれの費目で管理しますよね。

一方、発生頻度は少ないけれども、それなりにまとまったお金が必要となる支出があります。

 

▶冠婚葬祭

レジャー

▶帰省

▶お誕生日やクリスマス費用

▶年末年始費用

 

毎月の家計の中で賄えれば問題ありませんが、なかなかそうはいきません。

金額によっては家計に大きなダメージを与えてしまいます。

特別費を確保する方法は3つ

急な冠婚葬祭が入って、今月は家計が苦しいという経験はありますよね。

月の家計で賄える金額であれば問題ありませんが、

▶貯金を取り崩す

▶来月のやりくり費を先にあてる

など、貯金や他の月にもダメージが及ぶ場合も少なくありません。

特別費によって、貯金や月の家計がダメージを受けないようにしたいものですね。

そのためには、これらの特別費についてあらかじめ支出の予想をして別途資金確保しておくことをおすすめします。

貯金成功の秘訣はボーナスの別管理。FPがすすめる表はこれ!

 

資金確保の方法は、3つです。

 

▶毎月積み立てる

▶ボーナス時に確保する

▶両者を併用する

 

仮に毎年20万円特別費が必要なのであれば、月1万円貯金し、ボーナス時に4万円取り分けておけば賄うことができます。

これは毎月の積立とボーナス時の確保を併用した方法です。

 

特別費レジャー、衣服

特別費は家計とは別財布のお金にする

特別費をあらかじめ確保しておけば、貯金や月の家計にダメージを与えることが無くなります

確保したお金は家計と切り離されていますから、特別費として支出しても、家計に影響はありませんよね。

そのため、レジャーなどでお金を使った時に、使用した月の家計に支出として組み込む必要はありません。

むしろ、組み込んではいけません。

完全に別財布です。

別財布のお金ですから、保管も家計とは別にしておきましょう。

名目上別財布のお金とはいえ、給料が入金されて各種引き落としが行われる生活費口座にそのまま置いておくと間違いなく目減りします。

最悪のケースでは、せっかく確保したお金が生活に流れ込み、資金が尽きてしまいます。

封筒でもいいですし、特別費用口座でもいいので物理的に別にして管理することをおすすめします。

特別費は家計簿も別に書く

次に、特別費は家計簿のどこに書くのかという問題を見ていきましょう。

特別費は家計に影響しないお金でしたよね。

ということは、使用したときに特に月の家計簿に記入する必要もありません

しかし、まったくノー記載でお金を使っていると問題が生じます。

残金がわからず、確保したお金だけでは足りなくなる可能性があります。

細かい支出内訳は不要としても、レジャー2,000円などざっくりとでもメモしておくといいでしょう。

その際に、

▶特別費管理用のページを作る

▶お金を管理している封筒に書く

など月の家計簿記入とは別にします。

特別費はお財布が別なら記帳も別です。

別財布の特別費は楽しく使える

特別費を家計と切り離して確保する大きなメリットは、心が軽くなることです。

月の家計から、つど特別費を捻出していると、「またお金使うの?」と心が疲れてしまいます。

特別費を設定することで、特にレジャー費は予算の範囲内で楽しく使うことが可能になります。

お出かけが憂鬱だったママさんはぜひともすぐに実行してほしいと思います。

何か特別なことが生じるたびに、お金どうしようという生活から脱出して楽になってくださいね。

家計簿や家計管理で迷われたり悩まれている人は、講座で学ぶのもオススメです。

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生活を楽しく、楽にしたいと思われましたら、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)