家計簿の項目つくりルールの基本を家計簿FPが解説。意外と知らない基本のキ
家計簿初心者さん向け費目の作り方
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。
家計簿に関してのお悩みでは、費目のお悩みは多いですね。
費目で悩むと家計簿をつけることが面倒くさくなってやめてしまう可能性が高くなりますね。
費目で家計簿挫折というのはあまりにも勿体ないです。
今回は費目の作り方をお伝えして費目のお悩みをサクッと解決しておきたいと思います。
※YouTubeと公式lineを始めました。
YouTube動画
●2度と迷わない項目分け
公式lineはこちらからどうぞ。
家計管理がんばり隊/家計管理推進協会
家計簿の費目わけのルール
家計簿で使用する費目について悩まれる方が多いのですが、実は特にルールはありません。
とはいえ、市販の家計簿を見ればだいたい同じような費目名が並んでいますよね。
これは、費目名で何の支出かわかりやすくするように設定しているためです。
すると、同じような費目名で落ち着いちゃいますね。
仮に食費という費目名であれば、食べるものへの支出だろうなと見当がつきますからね。
食費という費目をさらに細かく分けたい人は下記ページもどうぞ。
日用品費という費目名であれば、歯磨き粉やトイレットペーパーなど日常生活に使う消耗品費かなとあたりがつけられます。
日用品費を細かく知りたい人は下記ページもどうぞ
家計簿の費目わけのルールは実は一つある
家計簿の費目設定にはルールはありません。
どの費目にどの支出を記入すればいいのか迷う方は、
どの費目にどの支出を入れても良い!という基本を押さえておきましょう。
そのうえで、わが家なりのマイルールを決めることをおすすめします。
この支出はどの費目に入れればいいのかをマイルールで決めましょう。。
例えばガソリン代。
今日は何となく交通費にガソリン代を入れてみたけど、確か昨日はレジャー費に入れた気がする……
その前は、雑費に入れたような気もする……
これだと、費目分けが滅茶苦茶になってしまいます。
基本的にガソリン代をどの費目に入れても良いのですが、いったんこの費目と決めたら、ずっとそこに入れましょう。
家計簿初心者の費目わけのコツ
よほどの偏屈さんでない限り、食費という費目に光熱費や洋服代を入れることはないと思います。
もし、そうするとなれば、これはちょっと管理しにくいですよね。
費目や中に入れる支出項目は、自分で管理しやすいように設定して構いません。
ただし、どのような支出内容をカバーしている費目なのかわかるようにしておくことをおすすめします。
例えば、洋服代。
衣服費を作っても良いでしょうし、日用品にまとめてしまっても良いでしょう。
その他や、特別費などでも構いません。
毎月コンスタントに支出するようでしたら独立科目として、衣服費、洋服代などの費目を作って管理すると便利かもしれませんね。
家計簿初心者は3つの費目に分ける
頻繁に支出する項目や金額の大きくなる支出は独立費目として設定します。
一方、支出が頻繁ではない、もしくは金額が少ないものはまとめてしまうと費目分け自体も楽になりますし、家計の管理も楽になります。
わが家における重要度の高低で独立費目を作るか否かを決めます。
手許で現金をやりくる支出であるやりくり費で、日常的に起こる重要性の高い支出はどのようなものがありますでしょうか。
ほとんどの家計で基本的生活に欠かせないよく支出する項目は次の2つになります。
▶食費
▶日用品費
家計簿初心者におすすめの費目
生活に欠かせないベースとなる支出は食費と日用品費です。
この2つの費目は作っておくと便利ですよ。
そのほかに、娯楽費、医療費、交際費、衣服費、交通費などが適時発生してきます。
支出が頻繁で特に費目を作って管理したい項目があれば、独立費目で管理します。
それ以外であれば、その他にまとめてしまっていいでしょう。
支出したときに、その他としてメモ書きをしておけば十分ですね。
例えば、その他(交通費220円)という具合です。
そこで、家計簿初心者さんにおススメな費目は次の3つです。
▶食費
▶日用品費
▶そのた
家計簿初心者は費目を後から足していく
家計簿初心者さんは、まずは重要度の高い費目のみ(食費と日用品費)を管理するといいでしょう。
家計簿を続けていくと、わが家にとってどの費目が必要なのかわかるようになります。
費目数を増やすのはそれからでも遅くないと思いますよ。
自ら必要だと思って設定した費目であれば、費目分けに悩むことはなくなります。
家計簿の費目分けが苦手、上手く管理できないという方は、講座で学ぶのもオススメです。
下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。
家計簿の費目をもっと知りたい、スムーズに分けられるようになりたいなどありましたら、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)