家計簿・家計管理に特化した珍しい講座(セミナー)に参加してみました
家計簿・家計管理の講座(セミナー)家計簿インストラクター講座
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。
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●市販の家計簿選び方2024年
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家計管理がんばり隊/家計管理推進協会
当協会では家計簿を使った家計管理の方法をお伝えしています。
受講者さんのお声があまりにも「そうかも?」と思ったので、ご紹介します。
家計管理は何をしたらいいのかわかりません
「家計を何とかしないといけない。
そう思いつつ、何をどうしたらわからない。
何から始めればいいのかわからず、同じ年収なのに貯めている人の記事をマネー雑誌でみてため息。
家計簿の講座へ何度か行ってみたけど、家計簿のことはあまり触れられずに金融商品の話しばかり。
困ってネット検索していたら、家計簿インストラクター講座にたどり着きました」
講座受講者さんから頂いたコメントです。
家計簿講座(セミナー)は珍しい?
家計簿をつければいいのかもしれないけど、何度も挫折してどうすればいいのかわからない。
どれを使えばいいのか。
どう書けばいいのか。
さっぱりわからず、動けなくなる。
とりあえず、贅沢は排除しなければと節約を取り入れてみる。
しかし、家計は楽にならずに、こころだけが苦しくなっていく。
救いを求めて参加した家計簿セミナーは金融商品のご案内がメイン。
当講座の受講者さんのコメントがあまりにも「あ、わかる」と思ったのは私も同じ経験をしていたからです。
どこの家計簿・家計管理講座(セミナー)で学べるの?
家計をどうにかしたい!
家計に悩んだ末に思い切って参加した家計簿セミナーが金融商品の宣伝講座であればがっかりするのも仕方ないのかもしれません。
私自身も株式投資セミナー(だという認識で)参加したら、投資用不動産の営業セミナーだったということがあります。
確かに前半30分は株式投資のお話でしたけど。
どこへ行ったら学びたいことが学べるのぉぉ???
と、ジレンマに陥ることありますよね。
当講座は逆に家計簿を使った今すぐ使える家計管理の方法しか学べません。
家計管理のイロハのイを学びたい
お金に関する難しいことやたくさんのことを全て学んでいたら大変です。
年金、社会保障、各種の制度や金融商品、クレジットなどのローン……
いくら時間があっても足りませんし、お金の知識を増やしてもお金が貯められるかどうかは別問題です。
家計簿講座(セミナー)を探す人にとって、家計を管理して楽にしたい、貯金したいという目的が一般的に主ですよね。
その目的であれば、それに特化した内容を学ぶことが大事になります。
家計簿=家計管理=貯金?
家計が苦しいと家計簿をつけようと思います。
家計簿=家計管理=貯金という図式が頭にインプットされているのではないでしょうか。
この図式は正解ではありません。
もちろん、家計簿記帳は大事です。
しかし、家計を管理するということは、生活を設計することです。
わが家の全体像を把握することから始める必要があります。
この作業を飛ばして、住居費など払ったあとに手許に残ったお金で食費などを節約して家計のつじつまを合わせようとしても上手くいきません。
家計の全体像をしっかりと洗い出して、収入を適正な支出配分に組み替えます。
その支出配分で生活が上手くいくか検証するためのツールが家計簿なのです。
このように書くと、難しそう、面倒くさそう。
こう思われてしまうかもしれませんが、実際に手順を追っていくと大した作業ではないことがご理解いただけます。
節約だけでは解決しない
収入を適正な支出配分に組み替えますと書きました。
そんな面倒なことをしなくても、手っ取り早く節約して無駄を家計簿から探せばいいよね?と思われるかもしれません。
しかし、節約をいくら頑張っても家計の問題は解決しない可能性が高いでしょう。
これは、手許でやりくるお金に配分された金額が不適正であることが原因です。
どういうことか簡単に見ていきましょう。
ほとんどの家計では、収入から決まった支出である家賃などの固定費、水道光熱費などの変動費を差し引いた残額が食費や日用品費になります。
そのやりくり費の金額でなんとか食費等をやりくりをして、さらには貯蓄までしようとします。
ここで問題は、やりくり費としたその金額が適正かどうかです。
もし、不適正である金額ならば、そもそもやりくりすること自体が無理なのです。
家計の設計が不適切だと節約しても効果がない
仮に、毎月頑張って節約しても食費等のやりくり費が10万円かかる家計だとしましょう。
それなのに、収入から諸々引いてやりくり費に配分される金額が7万円だったらどうでしょうか。
スタート地点に立った時点ですでに赤字なのです。
さらにさらに頑張って3万円をせつやくしても、ようやくトントン。
貯蓄まで手が回りません。
家計簿を使って検証してみる
多くの家計で、このやりくり費が適正金額か否かを考えたことはないのでは?
ムリな状態で一生懸命さらに無理をして節約しても解決しないどことか、辛いだけです。
まずは、家計簿を使って、わが家の実際のやりくり費を把握しましょう。
データは3カ月あるといいですね。
わが家のやりくり費はいくらが妥当なのか。
やりくり費に十分なお金が配分されているのかどうか。
ここを検証しましょう。
そのために家計簿を使います。
書き方はざっくりでいいので、使った金額をしっかりと残してくださいね。
家計簿で検証して問題を考えていく
家計簿をつけて配分されたやりくり費がわが家にとって妥当かどうかを検証します。
不適切だと判断したら、家計全体の設計を見直していきましょう。
闇雲の節約では家計は楽になりませんし、家計の問題は解決しません。
家計管理のイロハに従って手順通りに作業をすることにより、わが家の家計の問題点が発見されます。
問題が違うところにあるのに、他の部分を一生懸命どうにかしようとしても、それは無理があるといわざる負えないのです。
例えば、風邪をひくたびに風邪薬を飲んでも一時的な解決しかしません。
風邪をひかないような免疫力を高める生活スタイルに変えていくことが大切ですよね。
根本の問題点を発見することができれば、改善策も立てることができます。
問題を根本から解決していくのでその後は楽になりますよね。
それを行うのが、家計簿を使った家計管理なのです。
今からすぐ行うことは家計簿をつけること
文字で書くとどうしても難しく感じてしまうかもしれませんが、手順はシンプルで簡単です。
まず、家計簿を今すぐつけましょう。
固定費、変動費は口座引き落としであれば通帳を見れば把握できます。
把握しずらいのはやりくり費。
費目分けにこだわらなくていいので、使った金額を書きましょう。
家計管理は読んで知っただけでは上達しません。
実際に行うことが大事です。
48時間以内になにか行動してくださいね。
自分ひとりじゃ無理かも。
と、思う人は、下記の家計簿基本講座をおすすめします。
3時間で、家計がだいたい出来上がりますよ。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)