手書きの家計簿と現金管理はキャッシュレス時代でもおすすめです

時代はキャッシュレス

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

◆すぐ役立つ家計管理方法を学ぶ・・貯金できる家計へ

家計簿を学ぶ講座(2級)

 

時代はキャッシュレスですね。

クレジットカードの登場もビックリでしたが、今ではスマホでピっと会計ができちゃいます。

スマホでレシートを読み取る家計簿アプリなどがあり、目まぐるしいスピードでアイテムがデジタル化しています。

しかし、便利な最新のアイテムが私たちにとって本当に役に立つアイテムなのでしょうか。

キャッシュレスによって家計がコントロール不能に陥るデメリットは否めません。

メリットとデメリットのバランス調整を選ぶのは、私たち個人です。

そのための考える材料を今回はみておきたいと思います。

 

 

スマホで手軽に決済できるキャッシュレス決済

決済手段が多種多様になってきましたね。

レジにはキャッシュレス対応可の決済マークがズラッと並んでいます。

今まではレジで確認するマークといえば商品券やクレジットカードでした。

 

・JTB旅行券使えます

・図書カード取扱店

・クレジットカード利用可

 

クレジットカード払いでも「おー!」と感動していた世代ですから、スマホでのアプリ決済は感動ものです。

レジでスマホ出して、バーコード(QR決済)をピッで決済がおしまいです。

キャッシュレス+家計簿アプリ

キャッシュレス決済を主として使用するのであれば、馴染むのは家計簿アプリでしょうか。

レシートを写真でとると費目分けするアプリもあって、家計簿アプリも多種となっていますね。

ちなみに、2017年現在までの家計簿アプリダウンロードデータです。

 

・マネーフォワードME 500万ダウンロード

・Zaim 800万

・おカネレコ 430万

・マネーツリー 150万

 

かなりの人が家計簿アプリに興味を持っている様子がうかがえます。

フィンテックで家計管理が上手くいく

フィンテックとは、ファイナンス(金融)とテクノロジー(技術)をかけ合わせた造語です。

キャッシュレス化が進むと、現金が不要になり、さらに収支の情報が一元化されることにより家計簿への記帳作業が不要になります。

 

インターネットやスマホを介して空間を超えた新たなお金の流れを作り出し、ビックデータ解析やAIを用いて時間を超えた新たなリスクの捉え方を見出すことでユーザーの問題解決、新たな価値の提供を起こそうとしている。

消費生活の高度化、活性化。

自らの消費行動を自動的に収集・管理できるようになれば、家計管理や貯蓄、個人ローン等をより合理的に選べるようになる。

忙しい中での煩わしい家計のやりくりから解放され、財布を手放し快適かつ合理的な消費行動を楽しめるようになる。

経済産業省 フィンテックビジョン 2017年


しかし、フィンテックで本当に家計管理が上手く行えるようになるのでしょうか?

キャッシュレスで購入までのプロセスが雑になる

現金を財布から出して支払うという行為は、痛みも伴います。

残金を確認しつつ、手許から現金が減るのを体験しながら、その物品を購入するのか否かの決断をするからです。

切符から交通系ICカードへ変わり、こころにも変化が生じませんでしたか?

切符を購入するときは、券売機の上の路線図で運賃を確認します。

高いなぁとか、いろいろ思いながら購入してきましたよね。

交通系ICカードを使用してから、私は切符を購入したときのようには運賃の確認は行わなくなりました。

運賃を気にしなくなったのです。

気になるのは、ICカード内の残金。

無くなれば、1,000円単位で機械的にチャージする作業が行われます。

残金が無くなると自動的にチャージされるようにしている人もいますね。

切符から交通系ICカードに変わって、お金を使っている感が薄くなりました。

キャッシュレスのデメリットは家計管理のコントロール不能

物品の購入も同じです。

財布から現金を出す行為では、残金を確認しつつ購入を吟味してきたものが、視界からお金をいう決済ツールが見えなくなったとたんに、間違いなく購入までの思考プロセスが簡素化されています。

簡単に言えば、あまり考えずに購入に至る傾向にあるということです。

これは、キャッシュレスのデメリットといえるでしょう。

フィンテックビジョンでは合理的な経済活動が行えるようになると書かれていますが、実際は逆な気がします。

現金利用は耐えがたいデメリットですか?

キャッシュレス決済を好んで使用する人の声は次の通りです。

 

・レジでの決済が短時間で済む。

・小銭で財布が膨らまない

・残金を気にしなくて済む

・財布が不要

・ポイント付与がある

 

並べてみると、それだけ?って感じしませんか?

特に画期的なメリットは今のところなさそうです。

クレジットカードでコントロール不能に陥る家計

キャッシュレスの問題点として、家計のコントロールが不能になることがあげられます。

クレジットカードの使用で家計のコントロールが不能になったケースは少なくありません。

家計簿をつけなくてもクレジットカードの明細があるから足りるというのですが、実際に明細を見ている人はまずいません。

郵送の明細は封を開けていないことも珍しくありません。

何カ月分も未開封のまま保管しています。

と、いうことは、使途が自動的に記載されていても家計管理効果はないのかもしれませんね。

文字と数字の羅列された印刷物程度でしかないのでしょう。

自分事として捉えにくいのです。

現金購入のすすめ

明細を開封して使途を確認してもまず覚えていません。

購入までのプロセスが短いのが原因だと思います。

欲しい→カードで買う。

この繰り返しを行っていると、後日明細がきてもすでに覚えていません。

その結果、欲望と使えるお金の調整ができなくなりコントロール不能に陥っていくのです。

現金での購入は、財布を開け残金を確認しつつ、他に使う予定なかったかなど思考を巡らせるためのワンクッションが得られます。

「間」というほんの少しの時間ですが、結果として大きな違いを生み出すのです。

手書き家計簿のすすめ

現金生活にピタリと合うアイテムはやはり手書きの家計簿でしょう。

自分で自分の支出を家計簿に書くことにより自分事に置き換えられます。

これが手書きの良さです。

デジタルは文字と数字が他人事にしか感じられないのです。

書くという行為で脳が刺激され、視覚で確認認識し、記憶に残っていきます。

記帳するというステップを踏むことが家計管理においてとても重要性を帯びてくるのです。

手書き家計簿と現金は家計管理におすすめのツール

現金も手書きの家計簿も完全に今の時代に逆行しています。

しかし、そのメリットとデメリットを比べても、特にツールとして劣っているようには思えません。

むしろ、管理しやすい便利なツールであるといえるでしょう。

フランスの家計管理支援でも家計改善策は封筒分け現金管理でした。

フランスの家計管理支援も家計簿が重要アイテム

見える化して心の制御作用を上手く利用していくわけです。

最先端なアイテムはどの分野でもカッコいいです。

しかし、それが最適とは限りません。

お金に振り回されないために、お金(現物)でコントロールの仕方をマスターする。

そのためには、いったんキャッシュレス機能を手放すことも大切です。

 

 

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