今度こそ家計簿を続ける!ために知っておきたいたった1つのコツ
家計簿を続けるコツは家計簿にこだわらないこと
一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。
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家計管理がんばり隊/家計管理推進協会
目 次
家計簿が続かない!
家計簿をつけようと思いつつ、今度こそと始めてみるもののやはり続かない。
このような傾向の人は「私って、家計簿むかないみたいです」とおっしゃいます。
しかし、実は家計簿にむかない人はいません。
では、なぜ家計簿生活が長続きしないのでしょうか。
今回はその原因と改善である家計簿を続ける簡単なコツをお伝えしていきます。
家計簿が続かない理由
家計相談時にあがる家計簿が続かない理由は次の通りです。
▶忙しい
▶後回しになる(そのうちに放置)
▶レシートがたまって嫌になった
▶やろうと思ってた
▶面倒くさい
▶ついつい
このような理由にいろいろな理由がついて家計簿をおさぼりします。
例えば、仕事がハードになって時間が無くなったとか、親の病院に付き添うから忙しいなどです。
家計簿が続かない理由を探す
私はこのような家計簿をつけられない理由という名の言い訳を家計相談時に1~3時間ほどずっと聞くこともあります。
続かない理由がいかに正当であるかを訴えます。
話しているうちに、言い訳していることに自分で気が付くかなと期待して待ちますが、ほとんどの場合に気が付きません。
しかし、その状態でいると家計は苦しいままです。
そこで、今回のテーマですが、家計簿が続かない本当の理由を見ていきたいと思います。
耳の痛いお話しですが、家計が変わりますから最後まで読んでいってくださいね。
家計簿が続かない本当の理由
例えば、私が汗を流すほどの腹部の激痛に見舞われたとしましょう。
立ちあがることもままなりません。
このような状態に襲われれば、まず間違いなく病院へ直行します。
仕事中であるとか、何か用事をしている時であっても、病院へ行くことを選択します。
今何をしなければならないのか?という優先順のトップに病院へ行くことがあがるからです。
私たちは常に小さな選択をしています。
その選択時に採用されるのは、優先順位が自分の中で高い方です。
頭の中に家計簿をつけることと、TVを見ることが浮かんだときに、家計簿を後回しにする人は、TVと比べて家計簿の優先順位度が低いのです。
優先順位が低いと、おのずと後回しになります。
家計簿が続かない本当の理由は優先順位の低さ
もう一つ例をあげて確認しておきましょう。
私は工藤静香さんの熱狂的なファンです。
今夜8時からの歌番組に工藤静香さんが出演するとしましょう。
正直言って、心底その番組を観たいです。
すると、私はどういう行動をとるでしょうか。
まず間違いなく夜8時にTVの前に張り付ける状況を逆算して必死に作り上げます。
夕飯の支度、洗濯ものの片付け、掃除など時間をにらみながら優先順位をつけてこなしていきます。
食器の洗浄はTVの後でもいいか。
と、現状での優先順位の低いものは後回しになります。
私たちは毎日このような選択を繰り返しています。
そして、家計簿が常に後回しになる選択を行っている人が「家計簿の続かない人」なのです。
家計簿を続けるためには優先順位を上げる
常に選択からはじかれて負け組状態の家計簿つけをどのようにしたら続けられるようになるでしょうか。
この答えはたった一つです。
優先順位を上げることです。
優先順位を上げるためには、家計簿をつける重要性が腹落ちしていなければなりません。
私たちは「これをやれば自分にメリットがある」と思うものは優先順位を上げて自ら行います。
家計簿をつけるメリットが理解されていないから、行動に移せないのです。
まずはここをクリアしておかないと、家計簿に何度トライしても結局途中で挫折することになりかねません。
家計簿を続けるために家計簿効果を理解する
例えばダイエットのライ〇っプさん。
有名人等による取り組みによる効果が写真でバーンと提示されますよね。
すると、効果が目に見えていますから、私も頑張れば変われるのねと納得できます。
私たちは納得すれば行動することができます。
家計簿を続けると本当に家計が楽になってお金も貯められるようになるの?
ゴールが光り輝いて導いてくれないから、どうしても優先順位が上がらず後回しになってそのまま挫折してしまうのです。
家計簿は正しい方法で行えば効果があります。
※今回は家計簿を続けるためのお話なので、家計簿記帳の手順は下記のページなどをご参照ください。
とはいえ、数日、数週間で答えの出るような即効性のあるものではありません。
効果が出るまで続ける工夫が必要になります。
家計簿を続ける効果
私たちは毎日身だしなみを整えます。
その際に鏡を使用しますよね。
きちんと整っているか鏡で姿を映すことで確認します。
もし、鏡が存在せず姿を映すことができなければどうでしょうか。
寝ぐせで髪の毛は乱れて、目じりには目やにが付きっぱなし。
このような状態でも気が付くことはありません。
そして、これが習慣化してしまうと特に気にならなくなってしまいます。
家計も同じなのです。
家計の姿をきちんと映し出しておかないと、不具合が隠れていてもわからないのです。
しかもそれが習慣化してしまえば普通のことになってしまいますから、気にしなくなってしまいます。
まずは、家計簿をつけて家計の真の姿を把握してみましょう。
家計簿を続けるためにおすすめの方法
家計簿を続けるためにおすすめの具体的な方法は、コミットメント(宣言)です。
家計簿生活を始めると、身近な人に宣言してしまうことです。
コミットメントもかねて、当講座(家計簿インストラクター)の家計簿は冷蔵庫に貼ることをおすすめしています。
冷蔵庫に家計簿を貼れば家族の目にも触れますから、書き込みが止まればおのずとバレてしまいます。
私たちは、格好悪いなと思われる行為はやはり避けたい心理があります。
家計相談時に家計簿が続かない言い訳をする相談者さんたちの心理も同じです。
忙しくて仕方なかったのよと格好悪くならない理由が欲しいわけです。
そこで、格好悪くならないように頑張れる仕組みを取り入れていきましょう。
家計簿を続ける自信がない方は、講座で学ぶのもオススメです。
下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。
続けやすい家計ののつけ方を知りたいと思われましたら、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)