家計簿の項目分けこれで解決!保存版
家計簿の項目分けこれで解決!
家計簿歴もうすぐ37年なります。
また、1級ファイナンシャル・プランナー歴は10年になりました。
家計簿インストラクター、かつ、家計簿FP(ファイナンシャル・プランナー)おおきです。
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家計管理がんばり隊/家計管理推進協会
家計簿の項目わけが一番の悩み
家計簿のお悩みナンバーワンは、家計支出の項目分けです。
この支出はどこの項目に記入するべきか?
そんなお悩みを抱えて、ネット検索される方多いと思います。
たまにであればいいかもしれませんが、頻繁に起これば面倒くさくなって家計簿挫折原因になります。
既に使ってしまったお金の家計簿記入に悩んで時間をかけてしまうのはもったいないですよね。
そこで今回は家計簿項目分けをサクッと解決するコツをお届けします。
このページは保存しておかれると、項目分けに迷った時にお役に立ちます。
2022年8月現在は公式lineから直にこのページにアクセスできますので、お友達登録をされると便利ですよ。
なお、今回ご紹介する項目は、家計簿に毎日記入する類の項目です。
いわゆる手許で管理するやりくり費を取り上げています。
当協会ではこのやりくり費を、食費、日用品費、その他の3つに分けることをおすすめしています。
家計簿項目:食費の分け方
食費の項目分けは、かなり細かく項目を立てることも可能です。
そのため、どこまで細かく分類すればいいのか迷われる方が多いのでしょう。
色々な分け方がありますが、家計簿が苦手な方や初心者さんは「食費」からスタートしてみるといいでしょう。
外食費が気になるという方は「食費と外食費」に分けて管理します。
家計簿の記帳に慣れてきたら、現在の項目分けに不便さを感じることがあります。
そうしたら、項目分けを変えていきましょう。
どのような項目をわが家は把握していきたいのか?という視点で項目分けを考えるとムダに細かくなりすぎずに済みます。
たとえば、お米代を別途把握しておきたいと思えば、お米という項目を立てます。
お酒代を把握しておきたければ、お酒代の項目立てをします。
項目分けは、「このように分けなければいけない」ものではなく、わが家の家計を把握して管理するために便利に使うものですから、自由に考えて上手に使用してください。
家計簿項目:日用品費の分け方
色々な市販の家計簿をみてみると、日用品費という項目は意外と一般的ではないようです。
しかし、日用品費に日常の生活消耗品等の支出をもろもろまとめてしまうと項目がすっきりし、かつ、管理が便利になります。
▶トイレットペーパー、洗剤類、石鹸、シャンプーリンス、サランラップや水切りネット、ゴミ袋など。
▶ボールペンやノート、のり、セロハンテープ、画びょう、ご祝儀袋など。
ほとんどの日常生活用品は該当しますね。
たまに支出するタオルや寝具、コンタクト代、メガネ代などは日用品費で賄える家計はそれでいいでしょうし、賄えなければ別途予算立てをして特別費で管理してもいいでしょう。
家計簿項目:その他の分け方
やりくり費を食費、日用品費に分けたら、あとはその他という項目を作って管理します。
その他の項目は、食費と同じく考えます。
特に把握したいわが家の支出が出てきたら別途項目を立てて管理します。
例えば、交際費にいくらかかっているのか知りたいのであれば、交際費を項目立てします。
その他に分類される支出はそれぞれ少額のケースが多いでしょうから、その場合はわざわざ項目立てをして個別に管理しては煩雑になってしまいます。
そのため、その他に分類しつつ、何に使ったのかメモ程度に記入しておけば十分な家計情報になります。
項目が混在する支出の取り扱い
家計簿が苦手な方や家計簿初心者さんは、このように3つの項目からスタートしてみてください。
慣れてきて管理したいプラスα項目が出てきたら足していくといいでしょう。
さて、項目を3つに分けました。
ここで問題になるのが、項目が混在した支出ですね。
例えば、ドラッグストアで食品と日用品を購入したレシート。
レシートを見て購入した商品ごとに、食費と日用品にそれぞれ分けると大変です。
ざっと見て食品が多ければ全額食品にします。
逆に、日用品が多ければ全額日用品費にします。
同じくらいなら折半。
そんなざっくりでいいの?と思われるかもしれませんが、続けていくうちに適当にこなれていくので大丈夫です。
さらにこんなケースも迷いますよね。
お友達と出かけて食事、そのあと映画を見た場合。
交通費、外食、レジャーに分けたほうがいいのか?
それとも、映画はレジャーではなく交際費?
悩みがちですけど、全部まとめて交際費やレジャーでいいでしょうね。
細かく分けるのであれば、そう分ける理由を明確にしておくと迷わなくなります。
項目分けでよくある質問の考え方
○○はなに費?
というご質問は多いのですが、ここまで見ていただいた通り、その支出を特別把握する必要があれば項目立てをします。
▶どこに入れていいのかわからない
▶頻繁に支出するわけでもない
このような場合は、その他にして、支出内容をメモしておけばいいでしょう。
迷う時点で独立した項目立てをしない程度の支出です。
その他を上手に使用してください。
また、その他が多くなるようでしたら、毎月のその他項目を精査してみるといいですね。
このような家計簿の書き方に迷われるようでしたら、講座で学ぶのもオススメです。
下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。
家計簿が苦手、どうやって書いていけばいいのかわからない方は、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)