確実に貯めるための貯金の超基本をFPが解説。驚くほどやる人が少ない貯金の2ステップ

ご存じですか?節約よりも効果的な貯金のコツ。

一般社団法人家計管理推進協会の家計簿インストラクターのおおきです。

 

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突然ですが、貯蓄いくらありますか?

貯蓄額を聞かれて、即答できますか?

さらに、その貯蓄の使途内訳(何のための貯金か)を把握できていますか?

いきなり質問攻めでごめんなさい。

しかし、貯蓄額とその使途内訳(何のための貯金か)の両方を明確に答えられる人はほとんどいません。

そのため、貯金が増えないのです。

この記事を最後まで読んで、ぜひ2つの質問に答えられるようになってください。

お金が貯められるようになっていきますよ。

今回は、貯金を殖やすために必要な2つのコツをご紹介していきます。

貯金いくらある

 

 

YouTubeと公式lineを始めました。

YouTubeは下記クリックして、ぜひご視聴ください。
●その貯金は何のための貯金?

公式lineはこちらからどうぞ。
家計管理がんばり隊/家計管理推進協会

 

貯蓄する2つのコツ

貯金するには節約が一番だよね?

そう思われていますでしょうか。

もちろん、節約も必要になるかもしれません。

貯金が増えない原因は実はもっと根本の部分にあります。

とはいえ、難しいとか面倒くさいお話しではないので最後まで読んでいってください。

貯蓄を増やすために行う作業は2つあります。

 

▶一つ目は現在の貯蓄額を把握すること

▶二つ目は何のためのお金がいくらあるのか明確に分類して把握すること

 

このハードルを越えると、お金を貯めることができるようになります。

なぜ、この2つの作業をクリアするとお金を貯められるようになるのでしょうか?

 

お金を貯めるためにおすすめする家計簿のつけ方とおすすめしない家計簿のつけ方

ほとんどの人が間違えている貯蓄方法

貯蓄しようと考える人のほとんどが、真っ先に節約を取り入れますね。

お金をいかに使わないようにするかに集中して取り組みます。

しかし、なかなか貯蓄成果が上がらずにジレンマに陥ります。

大変な思いをして節約してるのにちっともお金が貯まらない。

もしもそんな風に感じていたら、いまからご紹介する方法を試してみてください。

今行っている貯蓄方法の方向性を間違えているのかもしれません。

貯蓄額がいくらか把握する

家計簿貯金いくら

わが家の貯蓄額を把握している人は実はかなりの少数派です。

ほとんどの人がわが家の貯蓄額を正確に把握していません。

「ええっ?いくらだろう???だいたい○○円くらいだと思います」

貯蓄額をこのような曖昧な感じで捉えています。

後日検証すると、挙げた金額と実際の金額とではかなりの開きが生じています。

わが家の貯蓄額をよくわかっていないというのが多くの家計の現状です。

もちろんここでいう正確な貯蓄額というのは、1円単位でという意味ではありません。

万単位で十分です。

家計簿の特別費徹底解説!これが混在するからお金が貯まらない

貯蓄額を管理するコツは貯蓄の振り分け

わが家の貯蓄額が判明したとしましょう。

次に考えることは、何のための貯蓄がいくらあるのかです。

預入銀行別等にいくらあるのかではなく、何のための貯蓄がいくらあるのかということです。

貯蓄○○円あります。

と、答えられる人でも、なんのための貯金がいくらあるのかまでは意識していないケースがほとんどです。

しかし、実は、この振り分けはものすごく重要です。

家計簿の書き方、項目、種類など成功する家計簿のお悩みを一挙解決します

貯蓄を目的別に振り分ける理由

仮に貯蓄が300万円あったとしましょう。

海外旅行に行くとしたら、いくら使っても大丈夫でしょうか?

全く分かりませんよね。

300万円すべて旅行に充ててしまうと貯蓄ゼロになってマズイなと思うでしょうが、いくら残しておけばいいのか判断が付きません。

これは、貯蓄としてざっくりお金を確保しているからです。

いいかえれば、何のための貯蓄かが見えていないからです。

貯蓄の目的を考える

貯金の目的

貯蓄というものは必要に応じて行うものです。

必要性もないのにやたら貯蓄して今を楽しめないのでは本末転倒です。

若いときにせっせと貯蓄して、老後に資金が余ったからと言っても用途も限られてしまいますよね。

「使うと貯める」

バランスが大切なのです。

バランスを考えるのに必要なことは、なんのためにいくらの貯蓄が必要かということです。

ここを明確にしましょう。

貯蓄のコツは逆算で計画すること

考える手順は次の通りです。

 

▶まず、将来のイベントのためにいくら貯める必要があるのかを考えます。

次にその必要資金ごとに現在の貯蓄を振り分けます。

 

仮に5年後の車買い替え資金200万円と15年後の老後資金1,000万円の貯蓄が必要だとしましょう。

現在の貯蓄300万円をそれぞれに振り分けます。

車資金に100万円、老後資金に200万円と振り分けたとしますね。

車買い替えのためには5年間で100万円を貯めることになります。

老後資金のためには15年で800万円を貯めます。

貯蓄計画は図で整理すると貯まる家計に変わる

何のためにいつまでにいくら貯めなければならないのか。

やることがこれで明確になりましたよね。

貯蓄するためには、資金が必要になるイベントの時期から逆算で考えていく必要があります。

図を使って整理するとわかりやすいので、下記に見本の表を載せておきますね。

貯金計画図 家計管理推進協会

貯蓄計画がないと貯蓄はできない

何のためのお金をいつまでに貯めるのかという地図がないとお金は貯まりません

どこに行きたいのかわからなければ、どこへも行けないのです。

貯蓄も同じです。

そのため、目的なしで闇雲に目先のお金を節約しても貯蓄効果ががみられないのです。

貯蓄したい!と思ったら、まずは目的を考えてみてくださいね。

 

▶何のためのお金がいつまでに必要なのか?

▶そのための貯蓄が今現在いくらあるのか?

▶あといくらをどのくらいの期間で準備するのか?

 

ちょっとしたコツですが、結果は大きく異なったものになりますよ。

貯金がなかなか増えていかないとお悩みの方は、ぜひ試してみてくださいね。

また、貯金できないなど家計簿や家計管理にお悩みでしたら講座で学ぶのもオススメです。

下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。

学んで効率よく貯金しようと思われましたら、ぜひご活用ください。

 

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)