お金を貯めるたった2つの超シンプルな法則!知らないで損していませんか?
お金を貯める人は知っている超シンプルな法則
家計簿歴もうすぐ37年なります。
また、1級ファイナンシャル・プランナー歴は10年になりました。
家計簿インストラクター、かつ、家計簿FP(ファイナンシャル・プランナー)おおきです。
お金の貯め方は、実はとってもシンプルです。
ルールはたった2つ。
しかし、意外と知らないで損をしている人は多いです。
このルールをしっかりと腹落ちさせると貯め家計を設計することができるようになります。
家計簿FPが丁寧に解説します。
今回は、家計簿つけてもなかなか貯まらないというお悩みをお持ちの方に、お金を貯める方程式をご紹介します。
動画はこちらからどうぞ
●コストゼロのプロ仕様家計簿ノートの作り方
公式lineはこちらからどうぞ。
家計管理がんばり隊/家計管理推進協会
知って得するお金を貯める2つの方程式
お金を貯める方程式はいたってシンプルです。
既に配信した動画では収入=支出+貯金をお伝えしましたね。
じつは、お金を貯めるための考える要素はこれだけでは足りないんです。
今回ご紹介するのはもう一つの方程式。
この二つを組み合わせることによって、貯金額が導き出されることになります。
その方程式はこちら。
貯める金額×時間
お金を貯める時間が短いケース
具体的に見ていきましょう。
話しをシンプルにするために、金利については考慮しないことにしますね。
仮に年間60万円コンスタントに貯めるとします。
30年続ければ1,800万円たまりますよね。
貯める金額60万円×30年です。
現在30歳であれば30年後は60歳ですから、60万円コンスタントにためられれば1,800万円貯まることになります。
もし現在40歳であれば60歳までに20年です。
毎年コンスタントに60万円ためると1,200万円になります。
10年分600万円少なくなってしまいますね。
30歳スタートケースと同じように60歳時点で1800万円の貯金額にするには、年間90万円貯金しなければならなくなります。
スタートが遅ければそれだけ貯金に不利になりますね。
また、貯金する金額が少なければやはり不利になります。
仮に目標貯金額1800万円とすると、お金を貯める時間が短いケースでは、貯める金額を多くしなければ達成できませんよね。
貯める金額が小さいケース
また、毎年の貯める金額が小さいケースでは、貯める時間を長くしないと達成することができません。
お金を貯めるには、金額×時間を考えることが大事です。
もう一度、図をお示ししますね。
既に配信した動画で24時間以内の行動をおすすめしましたが、先延ばしして時間が少なくなればなるほど貯金生活において自分自身が大変になってしまうんですよね。
お金を貯めるには戦略が大事
お金を貯めていくには戦略が大事になります。
▶わが家の貯金戦略です。
▶貯める金額を大きくする
▶貯める時間を長くする
▶両方同時に行う
どの方法をとるのかは、貯めたい最終的な金額と現在の年齢から割り出した貯められる期間によります。
ゴールがないと貯金迷子
まずは、いつまでにいくら必要かを明確にして貯めたい金額、ゴールを決めることをおススメします。
何のためのお金をいくら貯めるのか、貯金に色を付ける話も既に動画配信していますので概要欄のリンクご活用ください。
いつまでにいくら貯めるかが明確になれば、もう一つのお金を貯める方程式
収入=支出+貯金
を使って、今の家計の支出とのバランスをとって、必要な貯金額を捻出できる家計を設計することが必要になりますよね。
今見てきたように、貯金に大切なことはわが家のゴールが明確になっていることです。
いつまでにいくら貯金するか明確にしないと、今の生活を犠牲にして過剰なまでの節約を行って貯金に励んだり、また逆に、今の生活に資金をつぎ込みすぎて将来への備えができなかったりと今と未来へのバランスがうまく取れなくなってしまいます。
色々な考え方があるかとは思いますが、個人的には不必要に大きな額の貯金をするよりも、必要な分の貯金を行って、今と未来のバランスを上手く調整したほうがトータルの満足度が高まるのかなと思います。
今自由に使える余裕資金100万円をすべて貯金に回して、50年後80歳時点でその累計額5,000万円だったとしますよね。
あくまでも余裕資金ですよ。
若いころに使う100万円と80歳時点での5,000万円。
どちらにどのような価値を見出すのかは個人の価値観ですね。
この辺のお話し、ライフデザインに関しても動画配信をすでにしていますので、ぜひ合わせてご視聴いただき、ご自身の満足度の高まるお金との付き合い方を見つけていただくのにご活用ください。
わが家の家計を深堀して考える
お金を貯める方程式を有効活用するための、時間の使い方を最後にご紹介していきますね。
私たちは何に時間を使ったかで、出来ていますよね。
例えば、スキューバーダイビングが好きであれば、スキューバダイビングに多くの時間を使います。
資格試験を受けるのであれば、勉強する時間をおおく確保しますよね。
TVが好きで多くの時間視聴する人もいれば、スマホでゲームやSNSに時間を多く使う人もいます。
自分が興味のあることに一番時間を費やしますから、時間の使い方はその人を形成していきますよね。
家計管理が上手くいかなくて、貯金ができないなどのお悩みを抱えるようであれば、どうすれば達成できるのか。
わが家の戦略を練る時間を多く取る必要がありますよね。
しかし、私たちの日常で、静かにじっくりとモノを考える時間ってよほど意識しないと作ることはできません。
▶いつまでに
▶いくら
▶なんのために
お金が必要なのか
お金を貯める方程式を使ってぜひ深く考えてみていただけたらと思います。
とはいえ、そもそもわが家は貯金できる家計ではない、また、どうやって貯金を捻出できるのかわからないという方は、講座で学ぶのもオススメです。
下記の講座では、家計簿初心者さんが貯金家計を行う家計管理を一通り学べます。
効率よく学んで、わが家の家計管理に取り入れたいと思われる方は、ぜひご活用ください。
FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)