家計簿初心者が知っておきたい貯金を成功させる3つのキーワード

家計簿なしで本当にお金を貯められますか?

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

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▶家計簿がつらい

▶家計簿が続かない

そんなお悩みをお抱えの方がふと目にしたワードが「家計簿なしでもお金は貯まる」だそうで、本当ですかという質問を頂戴しました。

「家計簿なしでお金が貯まるなら、楽でいいな」って、思ったでしょ?

と返したら、ビンゴだったようで苦笑いされていました。

さて、いかがでしょう?

お金を貯めるのには家計簿は必要だと思われますでしょうか。

 

 

家計簿つらい

家計簿に対するご意見は様々

家計簿が必要か否か?

どちらだと思いますか?

その理由は何ですか?

学生時代は必ず質問に対する答えがありましたよね。

その学習習慣のせいなのでしょうか。

「正解」を知りたがる人が多いなぁと思います。

さらに、

質問に対する自分なりの解の無い人が多いなぁと感じます。

自分の頭で考えることはとても大事です。

なぜなら、解は一つではないことが多いからです。

家計簿についていろいろな人が色々と書かれていますけど、当協会推奨の使いかたとは当然ながら異なります。

どれが正解でどれが間違っているということは、基本的にはありません。

 

家計簿はどこに保管する?家計簿のお悩みを解決します。

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家計簿なしでもお金は貯まるけど・・・

話しを戻して、家計簿がなくてもお金は貯まるか?です。

結論から言えば、貯まらないことはないでしょうね。

面倒くさい家計簿なしでお金が貯まるとなれば、喜ぶ人は少なくないでしょう。

ただ、「お金を貯める」の意味を明確にしないとなりません

月1,000円貯金できても、お金を貯めるという行為にあてはまるわけですから。

自分のやりたいこと(貯金額)を明確にしないと、迷子になってしまいますよね。

目標を明確にする

身近な例で見てみましょう。

「マラソンをする」を目標にしたとしますね。

これ、ものすごく漠然としています。

わかりますか?

こうしたらどうでしょうか。

 

▶5月のマラソン大会で一位になる!

▶5月のマラソン大会で完走する!

▶5月のマラソン大会に出場する!

 

具体的な目標となりましたね。

目標が具体的になれば、目標に応じてやること変わってきます。

マラソン大会一位になるというケースは、そりゃ、頑張って練習です。

マラソンの練習方法は詳しくないので端折りますが、相応の計画を立てて行うことになります。

コーチに指導受けるとかも方法の一つになるでしょう。

マラソン大会完走するというケースは、走り切る体力とコンディション調整でしょうか。

膝を痛めないようにするとか。

マラソン大会に出場するというケースは、どうでしょう。

サボり癖があるとか、病弱でいつも風邪ひいてマラソン大会欠席だとか。

それぞれのテーマに合わせて対策を立てていくことになります。

一口にマラソンする!といっても、その目指す内容は人それぞれですよね。

家計簿はどこに保管する?家計簿はお金が貯まらずストレス貯めるといわれますが。

家計簿書くとストレスがたまる

 

家計簿なしでいくらお金を貯める?

家計簿はお金を貯めるために必要

貯金も全く同じです。

家計簿なしでお金を貯める」も、もっと目的に合わせて細分化してみましょう。

 

いくらお金をためるのか、もしくは貯めたいのか

▶何のためのお金か

▶いつまでに貯めたいのか

 

ここが明確にならないと、前述したように月1,000円の貯金でも、貯金成功となってしまいます。

どうやってお金を貯める?

いつまでにいくらお金を貯めるのか?

ここが明確になったら、次のステップです。

その金額をどうやって貯めるのか考えていきましょう。

例えば5年後までに車の買い替え費用200万円を準備するとしましょう。

現在の準備額はゼロとして、5年で200万円を貯めます。

すると、200万円÷5年=40万円ですから、1年間で40万円ずつ貯めていけばいいことがわかります。

この40万円を1年間でどのように貯めていくかを次に考えます。

毎月貯めるのであれば12カ月で割って、約3万3千円を月々積み立てることになります。

家計簿はどこに保管する?家計簿が続かない人は実はこんな人です。

家計簿が続かない原因と続けるコツ

 

お金を貯めるには家計簿から家計収支の把握が必要

毎月3万3千円の貯金ができるかどうかは、家計と相談しないとわかりませんよね。

家計と相談するには、家計の収支を知らなければなりません。

もし、毎月3万3千円の貯金が苦しいようであれば、ボーナスも併用して貯めていくことになりますね。

その際も、ボーナスの収支を把握していないと、いくら貯金に回せるのかさっぱりわかりません

そのため、家計の収支をしっかりとみる必要があります。

家計収支を家計簿なしで把握することは大変難しいと言えるでしょう。

ということは、家計簿なしで希望する金額を貯金できる可能性は低いといえます。

よって、家計簿なしで貯金できるのか?の答えは、目的に沿った満足する貯金を行うには家計簿は必要ということになります。

 

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家計簿必要かぁ。とブルーにならないでくださいね。

家計簿の書き方や使い方にお悩みをお持ちの方は、講座で学ぶのもオススメです。

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効率よくためるための家計簿の使い方を知りたいと思われる方は、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)