赤字家計の先取り貯金はどうすればいい?

赤字家計の先取り貯金額はいくらが妥当?

一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

 

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赤字家計の先取り貯金額を相談されることがあります。

確かに毎月少しずつでも貯金したいと思いますよね。

しかし、ちょっと待ってください。

冷静に考えてみましょう。

赤字家計は果たして貯金できるものなのでしょうか。

 

 

 

赤字家計の先取り貯金はできません

家計が赤字の場合は、いくら先取り貯金すればいいですか?

このようなお悩みをチョイチョイいただきます。

しかし、ちょっと冷静に考えてみましょう。

そのそも赤字という家計状態は、収入<支出の状態です。

入ってきたお金よりも使ったお金の方が多いわけですから、お金は足りません。

お金が足りない状態の家計では、そもそも貯金に回すお金を確保することはできません。

先取り貯金で赤字家計に?

結論からお伝えすると、赤字家計の場合は先取り貯金はできません。

とはいえ、不適切な先取り貯金で赤字家計になっている可能性もあるので、今回はそちらの可能性を探ってみましょう。

不適切な先取り貯金で赤字家計になった家計とは、貯金額を多くとりすぎて生活に回すお金が足りなくなった家計状態です。

毎月貯金をしている赤字家計

毎月貯金しているけれども家計簿つけてみると、実は毎月赤字家計。

このような家計は珍しくありません。

文字にしてみると、不思議な家計ですよね。

しかし、実際の生活の中では特に大きな疑問を生じないようです。

と、いうのは、毎月貯金をしているという安心感を得ているからです。

 

わが家は貯金をしている。

わが家は貯金をしていない、もしくはできない。

 

自分の心に与えるインパクトは全く違います。

毎月貯金をしている赤字家計は2通りある

赤字だけれども貯金している家計といっても二通りに分かれます。

 

・赤字分 > 貯金分

・赤字分 < 貯金分

 

赤字分>貯金分であれば、完全に赤字家計です。

ボーナスや貯金から毎月の家計にお金が流れてしまっています。

分かりやすいように数字を入れてみましょう。

 

赤字分10,000円>貯金分5,000円

 

実際は5,000円の家計赤字が出ています。

毎月赤字でも少し貯金ができている家計

赤字分<貯金分であれば、プチ黒字家計となります。

こちらも数字を入れてみましょう。

 

赤字分5,000円<貯金分10,000円

 

10,000円を貯金として確保してますが、5,000円の赤字が出ているので、家計の収支として5,000円プラスです。

このように家計を整理してみるとわかりやすいですね。

毎月赤字でも少し貯金ができている家計の対処法

わが家がどちらの赤字タイプか判明したら、対策を考えましょう。

まずは、プチ黒字家計です。

このような家計は適正な先取り貯金額を考えていきます。

先の例では10,000円貯金して5,000円の赤字ですから、5,000円の先取り貯金額にすれば家計の赤字は出ません。

10,000円の貯金額を確保したいということもあるでしょう。

このような場合には家計を見直して5,000円の赤字分をカバーできるかどうか検討しましょう。

毎月完全に赤字家計の対処法

一方、赤字分>貯金分の赤字家計の場合は、完全にお金が足りません。

先の例では5,000円貯金して10,000円の赤字です。

貯金5,000円を赤字に充当してもまだ5,000円が赤字です。

貯金ゼロで赤字が5,000円ということですね。

このような家計は家計の根本的な見直しが必要になってきます。

まずは、赤字にならない家計設計をしなければなりません。

赤字家計は先取り貯金より家計の見直しが先

こっちに貯金して、足りない分をあっちから持ってきて補充。

このような家計運営をしていると、今見てきたように家計の真の姿が見えなくなってしまいます。

貯金が目減りしている可能性も否めません。

まずは家計簿をしっかりとつけて、わが家の正しい家計状況を把握しましょう。

赤字家計は先取り貯金額をいくらにするのか考えるよりも、家計を改善することが先決です。

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