家計簿に購入店名を書く?書かない?初心者のお悩み家計簿FPがスッキリ解決

家計簿初心者が迷う書き方:購入店名をすっきり解決

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●挫折する家計簿の特徴:購入店名の記入方法

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一般社団法人家計管理推進協会 家計簿インストラクターのおおきです。

家計簿に購入店名を書くか否か

迷われる部分だと思います。

私が参加させていただいた家計簿講座では、購入店名は記入するよう指南していました。

家計相談時にFP(ファイナンシャルプランナー)が購入店名の家計簿への記帳を指南しているケースもあります。

家計簿に購入店名を記入したほうがいいのでしょうか。

結論から先にお伝えすると、家計簿に購入店名を記入する必要はありません

その理由と、購入店名を利用する場合の書き方をこれから一緒に見ていきましょう。

 

家計簿に書く項目を減らす

 

 

家計簿セミナーによる家計簿に購入店名を書く理由

家計簿に購入店名を書く理由は、このように言われています。

 

▶購入店名を書くと、どこで買い物しているのかわかる。

スタバなどのカフェ利用の頻度がわかる。

▶コンビニやパン屋など割高購入の頻度がわかる。

 

例えば、特定のパン屋さんのレシートが多かったとしましょう。

 

▶一般的に菓子パン等よりはパン屋さんのパンはお値段がアップします。

▶食費を抑えるために、パン屋さんの利用頻度を下げることにします。

▶とはいえ、パン屋さんの前を通ると買いたくなりますから、通らないルートで帰宅するようにしましょう。

▶こういう対策が立てられるので、購入店名を家計簿に記入すると役に立ちます。

 

と、私が参加した家計簿セミナーでは説明がありました。

FPの家計相談による家計簿に購入店名を書く理由

FPの家計相談においても、家計簿に購入店名を書くよう指南しているケースはよくあります。

たまたま聞く機会があったので、その理由を尋ねてみました。

そのFPによれば、家計簿に購入店名を書く理由は次のようなものでした。

 

▶購入店名を全て書くと大変だから支出の多い食費だけでもいいです。

▶食費の購入店名を書くことによって、各商品の値段傾向がわかります。

▶高値買いしないために必要です。

▶特にコンビニなどは記入しておかないと支出が膨らんでしまいます。

 

家計簿に購入店名を書く理由はムダの排除

家計簿に記入する項目で購入店名が必要になるのは、食費や日用品費ですよね。

交通費の支払先を、市バス250円、都営交通180円などは不要でしょうね。

すると、どうやら家計簿に購入店名を書く理由は、食費などのムダの排除のためといえそうです。

家計簿の書き方、項目、種類など成功する家計簿のお悩みを一挙解決します

家計簿に購入店名を書いてみる

ここで実際に家計簿に購入店名を書いてみようと思います。

 

▶12/30 〇×商店 1,100円、コンビニA 550円。

▶12/31 スーパーG 2,560円、コンビニA 350円

 

わざとらしい設定ですが、ご勘弁くださいね。

コンビニAへ二日連続で行っています。

コンビニAでの買い物が頻繁であれば、気をつけようということになりますね。

購入店名ではなく費目にすればどう?

家計簿に書く項目のコツ

購入店名を家計簿に書くのであれば、毎日店名を書いていたら煩雑ですよね。

しかも、同じ店名の支出をレシートからピックアップして拾ってこなければ集計はできません。

効率悪くないですか?

もし、購入店名にこだわるのであれば、購入店名を費目にしてしまえば家計簿はすっきりとします。

どういうことか家計簿記入例をあげますね。

家計簿の食費の書き方

家計簿を続けるコツは余計な手間を減らすこと

わざわざ家計簿への記入を煩雑にする必要はありません

どうしても購入店名を書きたければ、いま図で見たように費目にしてしまえばいいのです。

費目にして分けてしまえば、集計も楽にできますしね。

日常的に利用している店舗を費目にして、利用頻度の少ない店舗はその他でまとめてしまえばいいですよね。

こうすることで、漫然と購入店名を書き続けるよりもグンと手間は少なくなります。

家計簿に購入店名を書く必要なし

さて、ここまでは購入店名を家計簿に書くとしてのお話しです。

今からお伝えするのは、そもそも購入店名を家計簿に書く必要があるのか?ということ。

結論から言えば、私は書く必要はないと思います。

家計簿初心者が家計簿を続けるコツはムダを省くこと

なぜ家計簿に購入店名を記入する必要がないのか?

家計簿を何のためにつけているのかという目的を考えたら答えが出ます。

当協会での家計簿の目的は、家計簿を予算以内で納めるためのメモと位置付けています。

仮に食費の予算を月額6万円としましょうか。

この金額の範囲内で支出がおさえられていれば、〇×商店で買おうが、コンビニAで購入しようが問題はないのです。

特売で買おうが、定価で買おうが、底値だろうが問題ではないのです。

予算6万円以内で調整をつけることが大事です。

ですよね?

そのためには、いくら使っているのか?あといくら使えるのかという予算配分と把握が必要になります。

例えば、予算6万円であれば一日2,000円です。

超過する時もあるでしょうし、余るときもあるでしょう。

状況に応じて調整していけばいいのです。

家計簿初心者さんは、ムダにやることを多くしない

と、いうことが家計簿を続ける大きなポイントです。

また、今回の書き方のように、家計簿の書き方に迷われる方は講座で学ぶのもオススメです。

下記家計簿講座では、家計管理を行うための家計簿の書き方を一通り学べます。

家計簿が続かない、家計簿が苦手な方は、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

FPおおき
1級ファイナンシャルプランニング技能士
家計簿歴36年の家計簿FP(ファイナンシャルプランナー)