家計簿を付けて「ザル赤」を解消する

家計赤字の中で一番勿体ない状態は「ザル赤」です。
ザル家計が陥る赤字状態。
略してザル赤。
ググっても、出てこないかと思います。
先ほど思いついたので。

さて、このザル赤。
結構深刻なんですよ。

なぜなら、改善する気のない人が落ちいっている場合が多いからです。
赤字でも何とか家計がまわっているから気にしない。
収入のすべてを家計支出に当て、貯金は取り崩し。
児童手当などの副収入は、全額使い切ってしまっています。

そもそも赤字状態に気が付いていないケースもあります。
赤字かもしれないと思って。
そう相談にいらしたご家庭の多くは、多額の月赤字を発生させています。
かもしれないどころか、大赤字です。

貯金ができない。
ストックしている貯金もない。
お金が足りない時は、クレジットカードを使って支払いを先延ばしにしている。
しかし、それが、毎月のことなので、あまり気にかけていないんですよね。
生活できてるし。
という感覚でしょうか。

家計の金融行動に関する世論調査によれば、貯蓄が多くなればなるほど生活設計をしていると答えています。
一方、貯蓄のない家計は、生活設計をしていないと答えている率が高くなっています。
生活に計画が大事であることが見て取れます。

では、なぜ貯蓄が必要なのでしょうか。
今の生活上で、家計簿付けて大変な作業を行う、欲しいものを我慢するなど生活を窮屈にしてまで必要なものなのでしょうか。
こんな疑問を過去にいただきたことがあります。

貯蓄は今と将来を作り出すことが可能です。
今、お金が必要であれば、その調達方法は次の2つしかありません。
・過去からもらう
・未来から借りる
過去からもらうのは、貯蓄です。そして、未来から借りるのは借金です。

いま、すぐ、お金が必要である場合に、用意できる方法が借金しかなければ、未来の選択を狭めてしまうことになります。
なぜなら、いま借金により調達したお金を返済中に、またお金が必要になったら借金しか選択肢はないからです。
いつまでも、借金なのです。

このスパイラルから抜け出すには、望ましいと思う人生設計を実現していくために家計を管理していく必要があります。
生活を窮屈にするかどうかは、現状が身の丈に合った生活か否かで判断ができるでしょう。
収入以上の支出であれば、それは、窮屈なのではなく、身の丈に合った生活ではないのです。

ザル赤家計は、その状態で生活がまわっているのですから、もしかしたら簡単に黒字に改善できる家計かもしれません。
大変もったいない家計といえるでしょう。
もし、このような状態であれば、いますぐ家計簿を付けてザル赤を脱出しましょう。