家計簿初心者は手書きがベスト

2019年の家計簿が、まだ本屋さんに並んでいるのを見かけます。
年々、家計簿コーナーが縮小されつつある店舗さんも多いようで。
年末にお話しを伺った書店さんでは、家計簿が売れる店舗とそうでない店舗がわかれている印象だとか。
近隣の住民層によって異なるのでしょうかね。

比較的年配の方は、使い慣れた家計簿を変えない傾向にあるように思います。
30代~40代の層はスマホのアプリや、エクセルなどと選択肢が増えているので、迷っているのかもしれませんね。

先日「アナログの逆襲」というデイビッド・サックスさんの本を読みました。
紙に書くという動作は、想像があふれ出る素晴らしい行為だと書かれています。

まさにここ。

家計簿を手書きで記入するということは、書きながら脳みそが刺激されて様々なことを思うわけです。
書くことで、頭の中が整理されていく。
記入したものの全体像を見ることができるから、大きな視点での気づきも起こる。
家計簿は、数字を残せばいいというわけではありません。

レシートをスマホでカシャっとすれば、費目まで整理されて記録される。
便利な機能に感じられますが、それは、支出した数字を単純に整理しただけのことなんですよね。
物事にはいろいろな側面があります。
生活の中でも同じで、数字だけで判断できないことたくさんあります。

手書きで家計簿をつけていく作業の中では、そういうデジタルなもの以外が考慮できるんですよね。
ゼロか1の世界ではないもの。

数字をデータとして見て、それを分析していく作業が主であれば、デジタルは便利かもしれません。
ようは、企業の財務諸表をみて、分析を行うとかですよね。
でも、そういう場合でも、数字の裏にある大事なものを見ていかなければなりません。
家計であれば、なおさらですよね。

仮に、ご主人のお小遣いがゼロという家庭があります。
お弁当を持たせているから、お小遣いは不要ということなのです。
ゼロか1で見れば、家計簿上は小遣いゼロ。
と記入されます。

しかし、その裏には何が見えるでしょうか。
アナログで考えてみますね。
レシート記入しているときに、ママのコーヒーショップのものとかあれば、それをみて何を思うでしょうか。
パパも一人でコーヒー飲みたいときがあるのかもしれないな。
そんな気づきや思いが浮かぶかもしれません。

家計管理って、お金をただ管理すればいいわけではありません。
家族がより良く楽しく日々を過ごす為に、なるべく効率よく適正にお金を配分していくことなんです。

貯金が増えることだけに特化して、あらゆるコストを削る記事がたくさんありますが、
そういうのは、どうなのでしょうね。
お金は貯まっても……

お金と向き合うことは、家族との生活、自分の人生と向き合うコトです。
それができるのは、手書きの家計簿。
家計を管理するために、家計簿を使用するのであれば、手書きがベストでしょうね。