貯まらない家計簿の特徴

家計簿をつけてもお金が貯まりません。
こう訴える人の中に、とても丁寧に記帳をしている人がいます。

空白部分もなく、毎日コツコツと書き続けているのがわかります。
こんなにきちんと書いているのにお金が貯まらない。
確かに、これでは不満がたまりますよね。

しかし、こういう人の家計簿には、ある大きな特徴があります。
それは、「無駄なことが多い」のです。

無駄なこと
というと、乱暴に聞こえるかも知れませんね。
家計簿をつける目的が貯金なのであれば、その目的に沿った家計簿の使い方をしなければなりません。
その他の部分は、重要性が低いのです。

例えば、費目ごとに毎月の家計支出のパーセンテージを割り出しているケース。
どの費目のパーセンテージを下げればいいのか?
住居費は一般的なパーセンテージの指標内なのに家計が苦しいのはどうしてか?
黒字なのに、食費が平均の数字におさまらないから、どうしたらいいのか。
先取り貯金は10%に設定したが、家計を圧迫するので減らしてもいいのか?

このような質問を受けたりします。
家計支出に占める各費目ごとの割合はあくまでも目安でしょう。
特に計算する必要もないと思うんです。

貯金するという目的を達成するのであれば、原則は一つ。
収入の範囲内で将来の貯金部分も含めた支出を割り振ること。
まあ、どうしてもというなら、この配分割合を計算すればいいんでしょうけどね。
特にそこまでの必要性は感じません。

大事なことは、繰り返しますが、
収入の範囲内で将来の貯金部分も含めた支出を割り振ること。
これです。

他にも、気になる家計簿はあります。
会社員家庭なのに、消費税を分けて記帳し、把握しているケース。
いくら消費税負担しているのか気になるのでしょうか。
増税分の差額を計算して、家計の圧迫度を知りたいのでしょうか。

生活支出は消費税込で行われますから、特に分離記載する必要はありません。
消費税込みで、先の大原則が大事なんです。
また繰り返しますね。

収入の範囲内で将来の貯金部分も含めた支出を割り振ること。

費目がやたらに細かい家計簿もムダですね。
貯めるための労力の使いどころを間違えています。
ルールはしつこいケド、たった一つなんです。
収入の範囲内で将来の貯金部分も含めた支出を割り振ること。

交際費が800円で交通費が200円だろうが、
交際費の1,000円に交通費込みにしていようが問題ないんです。
※家計支出の重要度の低い費目の場合

費目は細かくしすぎない。

わが家の家計にとって重要性の高い支出項目だけ独立した費目を設定すれば十分です。

家計簿はあくまでも、設計書通りに行えているかどうかの検証ツール。
必要最小限のことだけ行えばいいのです。
だから、家計簿の書き方で悩んだりするのは、本当はナンセンスなんですよ。