家計簿は紙の家計簿とアプリのどちらがベストか?

新年早々、家計簿を続ける気力をなくしてはいませんか。
もしかしたら、紙の家計簿よりアプリの方がいいのかも?
逆に、アプリよりも紙の家計簿の方がいいのかも?
そんな疑問が頭によぎっていないでしょうか。

人間というものは、上手くいっているときには疑問に思わない部分でも、
ひとたび状況が悪くなると、疑いだすものです。

家計簿の形態に関してあれこれ悩むのも、そんな時。

当協会の結論から先にお伝えしましょう。
家計管理初心者は、紙の家計簿から始めることをおすすめします。
両者を比較しても仕方ないので、止めておきますね。
なぜ、家計簿初心者は紙の家計簿が適しているのでしょう?

キャッシュ(現金)中心の日本社会では、手書きの家計簿がしっくりきます。
これは、実態がある。
現実的と言い換えてもいいかもしれませんが、「お金」を「お金」として捉えることができるからです。

少し曖昧な表現になっていますね。

身近な例で見てみましょう。
たとえば、交通費。
電車に乗るときは、切符を買います。
適切な運賃の切符を購入するために、切符売り場の路線図で運賃を確認しますよね。
交通費高いな。
などと思いながら、財布からお金を出して切符を購入します。
この時、お金を支払った感があります。

一方、交通系電子カードを利用する場合。
行先までの運賃を都度確認するでしょうか。
確認するとしたら、カード内にいくら残額があるのか?
チャージが必要か否か。
ではありませんか?

カード内の残額がなくなれば、チャージを機械的に行うし、それすら面倒だと感じると、
多めにチャージしておく、自動的にチャージされる仕組みを取り入れるなどして利用していますよね。
このような一連の行動は、
電車に乗る際にお金を払う感が、カードを通して薄れてしまうように感じます。

値段を確認して、お財布からお金を出して購入する。
この動作を省くことによって、お金をコントロールする側からコントロールされる側へと人に変化が起こっていないでしょうか。

このような感覚を家計簿に繰戻してみましょう。

紙の家計簿では、
・実際に手で紙に記入する
・財布の現金など残額を確認する
・レシートの束を見て、購入頻度の確認ができる
このような「お金を使っている感」が得られやすいというメリットがあります。

ほかにも、自由度が高くアレンジしやすい。
わが家に合わせた使い方ができる、全体を可視化しやすいなど説明を割愛してしまいますが、あります。

家計管理初心者である、家計簿何度も挫折している、家計管理が上手くいかない。
こんな人は、紙の家計簿からスタートしてみましょう。
とはいえ、従来の使い方では挫折にほどなく近いもの。
当協会のかんたん家計簿を是非使ってみてください。

消費税が8%にアップする前に、朝日新聞家計ボーエイ隊へご提供した家計簿です。
シンプルで使いやすいものとなっています。
見本をのせておきますね。

なお、家計簿の使い方等詳細を知りたい方は、協会代表おおきの拙著「超・家計簿術」もご参考になってください。
こちらは、本の巻末に、家計表を4つ掲載しています。
出版者サイトよりダウンロードして使用が可能です。
※ダウンロードアドレスは巻末にそれぞれ記載されています。