FP(ファイナンシャルプランナー)と考える先取り貯金

キャッシュフローソフトに先取り貯金をどのように組み込んでいくと使いやすいのか。
そんな話し合いを先日行いました、

名前からしてどうなの?
というご意見もありましたが、今回は横に置いておくとしましょう。

正確には、銀行等への預け入れは預金、郵便局等への預け入れは貯金と呼ばれますが、
先取り貯金というワードが一つのワードになっているようですので、そのまま先取り貯金で進めますね。

この問題の焦点は、先取り貯金をどのようにとらえるのか?
先取り貯金の定義を考えることが先になります。

先取り貯金とはいったい、どのような貯金なのでしょうか。

収入から先に貯金として確保する金額。
これに異論はないでしょう。

先取り貯金ですが、問題はその金額です。
どのように設定するといいのでしょうか。

ネット検索で先取り貯金の記事を探してみると、
FPによってその捉え方は様々なようです。

・無理のない金額から
・収入の10%
・1,000円でいいから初めて、徐々に増やしていく

先取り貯金を考えるときに、この貯金は何のために行う貯金なのかを考える必要があるようです。
と、いうのも、目的がはっきりすれば、定義もおのずと決まってきますから、

家計簿インストラクター講座では、先取り貯金を次のように考えています。
将来のイベントを叶えるための貯金

仮に5年後に250万円の車を購入したいとしましょう。
現在車購入用に貯金が100万円あります。
あと、150万円貯めればいいわけです。

このような目的に対して、
月額1,000円コンスタントに貯めていっても、5年後には6万円にしかなりません。
車を購入することは大変難しいと言えます。

そこで、目標を達成するためには、逆算を用います。

150万円を5年で貯めるわけですから、
150万円÷5=30万円(1年間)
1年間で30万円を貯めれば車を買うことができますが、もう少し細分化しましょう。
30万円÷12=2万5千円。

毎月2万5千円を貯めていけば達成可能ですね。
どうしても欲しい車ですから、生活費に消える前に購入財源を確保する。
これが、先取り貯金です。

叶えたい夢がいくつかあれば、それぞれ同じように計算して合算します。
これを、毎月の家計に組み込んでおくと、夢の達成が現実化できますよね。

お金に目的を与えて、意識して確保していくことは大事です。
何のためにいくら貯金しているのか不明確だと、夢の実現に過不足が生じてしまう危険も生じます。

いつ
いくら
なんのために

この3つのキーワードを軸に考えると、先取り貯金が生活の中で生きてくるのではないでしょうか。