家計簿を付けても貯金できない理由

家計簿を付けても貯金ができない。
このようなお悩みを抱える人は多いものです。

これは、家計簿を付ければ貯金ができるという思い込みから生じる誤解です。
家計簿を付ければ貯金ができる。と、いうのは果たして正しいのでしょうか?

年末になると書店店頭には家計簿がズラッと並びます。
来年こそは貯めたいという思いから、新しい家計簿を熱心に選ぶ人の姿が。

家計簿を付ければ貯金ができる。というイメージはありますが、家計簿を付けて劇的に貯金家計に変わった。
と、いうお話はほとんどありません。

せいぜい、女性雑誌の節約特集で達人っぽい人がコメントしているくらいでしょうか。

家計簿に記入するという行為自体でも、支出の抑止力になることは確かです。
全くのざるより、収支を意識をするということは大切です。

そこをもう一歩進んで、貯金する。
と、なると、少し話は変わります。

そもそも、家計簿を付けたいと思うきっかけは、貯金がしたいとか、家計を楽にしたいという気持ちが出発点ですよね。

詳細なわが家の家計簿を作成して代々残していきたい。
とは、思わないでしょう。

目的が貯金であるのなら、その目的に沿った、その目的に必要な家計簿の使い方をしなければなりません。
ここを行っていないから、家計簿を付けたとしても貯金に結びつかないのです。

家計簿に支出の記録をして、今月も家計に余裕のないことを目の当たりにする。
そこで、少しでもお金を浮かせようと安いものを購入して小銭を浮かせる。
ほとんどの人がこんな家計簿の使い方をしていませんか?

これって、サイズの小さな服を無理やり着ようと、お腹をへこませている状態です。

無理でしょ?
頑張ったところで、なかなか洋服のサイズに痩せません。
自分に合った服を着るべきなんです。

貯金が目的なら、貯金できるような家計を全体から組み立てていく必要があります。
そのうえで、家計簿を使用して家計を管理していくのです。

大事なことは、目的を達成するためには、何をして、何をしないのかを明確にすること。
すると、家計簿記入にまつわる様々な質問は取るに足らないことだとわかります。
このような質問の目的が、立派な家計簿を付けることにあるからです。

来年こそはお金を貯めたい。
という目的を達成するためには、家計簿を付ける目的を今一度確認しておきたいところです。