フィンテックは家計を救うのか?

Fin Tech (フィンテック) は、金融とテクノロジーを組み合わせた造語です。
最新技術を使い、爆発的に普及したスマホ等を通じて、革新的な金融サービスを生み出そうとしています。
キャッシュレス社会になるのも遠くないのかもしれません。

そんな折、大手外食チェーン店が都心にキャッシュレスの店舗を試験的にスタートさせたというニュースを読みました。
既にはじまっているようです。
キャッシュレス化。

時代はキャッシュレス化へ間違いなく進んでいます。
しかし、このキャッシュレス化は家計を救うのでしょうか?

経済産業省がレポートで明記しているように、
支出の記録が一元化されることにより、収支の把握が容易になり、支出抑制につながる。
のでしょうか。

家計管理が苦手だという人の多くは、収支のバランスがとれていませんし、正確に把握してもいません。
収支の把握が容易になることは好ましいと言えます。

問題は、現金を手元から支出していく感覚がないことです。
お金を使っている実感を持てないこと。

これは、クレジットカードの使用に関してみてとれます。
カード使用者は、自分の収入以上にお金を使用してしまうリスクを抱えているからです。

多重債務者の借り入れの目的の上位4理由は次の通りです。
・生活費の補てん
・失業・転職・収入減
・遊興・飲・食交際
・贅沢品・収入以上の買い物

こういう傾向にある人たちにとって、
キャッシュレスは支出の抑制ではなく、支出増になる可能性が高いのです。
現金を目の前で使うという行動がないと、お金を使っている感覚が得にくく、使いすぎてしまう傾向にあります。

キャッシュレス化時代を生きていきためには、家計管理能力を身に付ける必要があります。
自分を律することにより自立しないと、多重債務の入口へに立つ可能性が高いと言えるでしょう。