住宅ローンはボーナス併用払いにしない

pic_g064住宅ローンを組む時に、月々の返済を抑える方法として、
ボーナス併用払いという方法があります。

これは、
月々の返済とともに、ボーナス時にも返済をする方法です。

家計を拝見していると
かなり多くのご家庭で、ボーナス併用払いを選択していることに
驚きます。

家計管理の基本として
不確かな収入に確定支出をあてることはNGです。

将来まだもらえるかわからない収入に対して
将来確実な支出をあてるのはリスクが高いからです。

住宅ローンはこのリスクをもって行うものですから
なるべくリスクは少なくしておきたいところです。

そこで、
将来まだもらえるかわからない収入 その1 月給
将来まだもらえるかわからない収入 その2 ボーナス
この2本で借り入れをしてしまうとリスクは2倍

さらに、ボーナスは業績連動型ですから
希望通りの金額がずっと支給されるとは限りません。
もしも、ボーナスが返済予定の住宅ローン金額よりも少なかったらどうしますか?

ボーナスのような収入は、
固定支出にあてるのではなく、
娯楽等の”生活を豊かにするための支出”にあてる方が
安全です。

ボーナス返済を併用しないと、返済がツラいようでしたら
借入金額を見直すことをおすすめします。

購入を先に決めてしまうと
どうにかして払えそうな方法を探していくことになり
固定金利を変動金利にして
さらに、ボーナス併用もつかってみたり。

ムリなものをなんとか大丈夫そうにみせてみても
良いことありません。

最後に、
特にリスクの高いボーナス併用方法をご紹介しておきます。

40歳で35年ローンを組んだとしましょう。
完済は75歳
ボーナス返済も75歳まで続きます。

60歳以降は年収減が予想され、
ボーナスもほとんど期待できない可能性があります。

60歳以降の15年間
ボーナス返済分が家計を圧迫する可能性は高いでしょう。

退職金を住宅ローン返済にあてるつもりでいる人もいますが、
その退職金の金額と、退職時に残る住宅ローンの額を把握していないケースが多く
見受けられます。

甘い見積もりは
自分を苦しめることになりかねません。

ボーナス返済を利用しての住宅ローン借り入れを考えているのでしたら
再検討してみることをおすすめします。