頭金貯めるよりも住宅ローン組んだ方が得?

pic_g0432低金利。
驚くほどの住宅ローンの金利です。

とにかく目に入る
住宅は今が買い時の文字。

まあ、販売側としてはいつでも、今が買い時とうたっているのですが、、、
ただ、この低金利では、そうかも?と、思う人がいてもおかしくはありません。

どのくらい低金利なのかというと
平成3年ごろの変動金利は8.5%くらい。
平成25年の12月で2.475%くらい。
平成28年4月の長期固定金利であるフラット35の金利が、なんと1.19%(融資比率9割以下・借入期間21年以上)

確かに、購入を意識してしまうかもしれませんね。

月に5万円ずつ貯めて年間60万円
ボーナスも貯蓄に回してトータルで年間100万円貯めるとすると
4年で400万円です。

この400万円はすべて頭金に回せるのかというと、
違います。
物件購入時の諸費用分もありますから、
ここではざっくりと150万円を諸費用として話しをすすめますね。

すると、頭金部分は250万円となります。

物件価格3,800万円を頭金250万円のケースとゼロのケースで比べてみましょう。
住宅ローンはフラット35を利用して30年返済と仮定します。
この場合はどちらのケースも融資比率が9割超なので平成28年4月の金利1.63%を使用します。

頭金ゼロの場合で月返済が133,529円(総返済額48,070,510円)
頭金250万入れた場合で、月返済が124,744円(総返済額44,907,976円)
総返済額では約316万円の差となりました。

この結果だけを見ると
今後金利が上がってしまうかもしれないことも考えると
頭金なしで購入してしまったほうがいいように感じるかもしれません。

しかし、住宅購入は
金利云々での損得勘定で判断できるものではありません。

住宅購入意思があるのだとしたら
頭金等に準備をしているまとまった貯金がないことが問題なのです。

結婚してから
何年間ありましたか?

その間に、どのくらい貯蓄ができた家計でしょうか?
ここが大事なのです。

子供のいる家庭、もしくは子供を持つことを望んでいる家庭では
この先は、時の経過とともに支出が多くなっていきます。

現在の家計状態は、ゆとりがないとまずいわけです。

購入後に住宅ローンがきついと感じる家計の多くは
先々の支出増の想定不足によるオーバーローン。

金利の低さだけで、購入へ走っては危険なのです。
わが家はなぜ頭金が用意できないのか??
ここをきちんと見てください。

そして、購入したら節約するから大丈夫。
という思考もNGです。

購入する前に家計を改善して、
あちこち削ったその家計予算でどのような生活になっていくのか
きちんと体験してくだい。

頭金なしで住宅を購入しようとする多くの家庭で、
家計簿をつけていない現状があります。

まずは、きっちりと家計と向き合って
住宅の購入の是非を考えてみてください。